「シリアのジャンヌ・ダルク」になりたかったのかねえ。このコ。
中二病云々は抜きにして、この世代は何かと感化されやすいもんだから、一概にバカ扱いするのも可哀想。が、航空券と勇気だけ携えて戦地に向かっても、800年前の先輩たちと同様、悪い大人の喰い物にされるだけやで。ナイフとランプを鞄に詰め込んだら、気のいい飛行船海賊一家がもれなく巨悪退治のサポートしてくれるのは、宮崎駿アニメの世界だけ。だよなあ、親方。
記事を読んだ感じ、真面目そうなコではあるから、改めて周りの大人がきちんと導いてあげれば、良い方向に進むんじゃないかな。とりあえず、14歳の女の子ということなので、
「フランスのプリキュアチームを結成して、地元の悪党を懲らしめるところから始めようか!」
ダメじゃん。
…ダメか?
それにしても、シリアでの戦いほど聖戦の似合わない殺し合いはないのに、その戦場に嬉々として参加しようとする素人まで出てくる…寒い時代だと思わんか?byワッケイン。
【パリ=三井美奈】AFP通信によると、仏中部リヨンの空港で先週、14歳の少女がシリアのアサド政権打倒を目指す「聖戦」参加を目指して渡航する直前、司法当局に保護された。
仏では1月、シリア参戦を目指した15歳と16歳の少年が身柄拘束されており、政府は10代への過激主義の浸透に危機感を強めている。
同通信によると、少女は中学生でトルコ行きの片道航空券を自分の貯金で購入。父親に携帯電話で「聖戦に参加するため、フランスを出る」というメッセージを送信し、驚いた父親が地元の検察に通報したという。
(3月5日 読売新聞)
コメントを残す