小倉の島田紳助擁護(というか反社勢力の利用肯定発言)は、芸能界が永田町と同様に一般常識と隔絶された歪なムラ社会、外法の世界であるということを、改めて認識させるものですな。
敢えて言えば、「反社勢力が社会トラブルの解決ツールの1つである」という認識は間違ってはいない。事実だし。しかし、その「公式には許されない」事実を肯定し、あまつさえそれを公共の電波で流すという行為は、小倉と言う人間が自分の属するメディア&芸能界、「そういった異常発言が最終的に許される」世界の特殊性にいかに甘えているか、その傲慢さを表している証拠以外の何物でもない。ぶっちゃけ、永田町のセンセイ方のKYぶりより酷いぞ。その精神構造。
〈速報〉紳助さん関連 小倉氏発言に批判殺到
フジテレビ系「とくダネ!」で24日、小倉智昭キャスター(64)が島田さんの引退に関し「皆さんの周辺にも、(闇社会の人間が)問題を解決してくれることもあるはずだ」と語った。ネット掲示板などでは「ないよそんなの」「芸能界の常識を一般人に訴えかけるな」「普通は警察に助けてもらう」などの批判が殺到した。
小倉氏は番組で視聴者に向け「皆さんもいろんな問題を抱えていると思う」と語りかけ「何らかの圧力を発揮して解決させる人がいるのも事実。圧力団体だったり、闇の社会の人だったり。それしか解決方法がなかった人もいると思う」と語った。島田さんの引退については「6年前にメールのやりとりがあった。それだけなのに」と擁護した。
(8月25日 asahi.com)
その特殊なムラの中に引きこもり、自分たちのルールを盾に開き直る連中のその癖は、その特権階級意識がブチ壊されるまで治ることは無いんだろうと実感する次第。それにしても、島田紳助を不自然な熱っぽさで擁護する芸能人の多いこと多いこと。「次の何か」への布石や保険かと勘ぐっちゃいますな。
ここで「【第7回MMD杯本選】 あざといビーム【脱衣もあるよ!】」を紹介。
疲れた心にこのあざとさは染み入るな。
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