こんなサゲサゲな市場環境にもかかわらず、勝算薄なIPOを強行する大和やディー・ブレインに絶望した!
デジタルハーツが一瞬噴いた以外は、IPO銘柄総討ち死に状態かあ…まさに、証券コードの無駄遣い状態>2008年IPO。2/29のセブン銀行までロクな銘柄ないし、オバマの連勝記録ならぬ、IPOの連敗記録はまだまだ続く悪寒がします。
と、これらの点については下記の記事と感想を大体同じくするんですが、次の一点についてはちょっち疑問。
一般の銘柄よりもディスカウントされて評価されるべき
そうは言うけどさー、業界インデックス比較で見る限り、最近のIPOディスカウント率の高さは異常だろ。下手すると4-5割いってると思うが、ぶっちゃけ実態はどうですよ?>市場関係者。
【2月20日 15:37 テクノバーン】きょう20日にしたインサイト <2172> は1000円の公開価格を23%下回る770円の初値を付けて札証アンビシャスに上場したことを受けて、IPO銘柄は13日に東証2部に上場したニホンフラッシュ <7820> 以降、4銘柄連続で初値が公開価格割れを起こすという事態となった。
米サブプライムローン問題やそれを受けた日米の景気の後退懸念で、投資家の買い意欲が鈍っていることが背景にあることなどが、指摘されているが、他にも今日、上場したインサイトは札幌を基盤とした地方広告代理店。13日に上場したニホンフラッシュは化粧造作材など、内装材の製造、販売メーカー。14日に上場した東洋ドライルーブ <4976> はドライルーブ製品(固体被膜潤滑剤)のメーカー、15日に上場したスーパーバリュー <3094> は食品スーパーとホームセンターを併設した複合型小売店チェーンと、企業としての成長余力が少ないことなども人気薄となる原因となったものとも見られている。
更に、来週以降、上場が予定されている銘柄に関しても大西電気は電子部品の専門商社、モリトは神奈川県の地盤とするマンションデベロッパー、博展は展示会やイベントなどの企画会社とPER倍率にして5~8倍の低成長期待銘柄が続いており、IPO市場の不況状態はもうしばらくの間は続きそうだ。
ただし、市場関係者の間からは、本来、新規公開株への投資はリスクが高いため、一般の銘柄よりもディスカウントされて評価されるべき、とした上で、IPO後の企業成長でIPO銘柄の評価が決まるという本来の株式市場の姿に戻っただけでは、といった声もでてきている。
(2月20日 テクノバーン)
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