刑事ではなくあくまでも民事って段階で、日本相撲協会の「本気度」が絶妙に香ばしくて、思わず「ロッパー」@えの素。
まあ、渦中の記事ライター・武田頼政が最近墓穴堀まくりなんで、彼一人に詰め腹切らせてシャンシャンってオチもありえますな。今回も「真実は藪の中」ってことでオシマイか。
週刊誌「週刊現代」による大相撲の八百長報道で、名誉を傷つけられたとして日本相撲協会は8日、理事会を開き、発行元の講談社と記事のライターらを相手取り、損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴えを起こすことを決めた。八百長に関する報道で同協会が民事訴訟を起こすのは初めて。
伊佐次啓二・顧問弁護士は「記事は事実無根で、掲載された内容のほとんどが名誉棄損に当たる」としている。原告は相撲協会と、報道で八百長への関与が報じられた朝青龍や5大関ら計十数人になる見通し。今後請求額を算定し、来月上旬までに東京地裁に提訴する。
同誌は、1月22日発売の記事「横綱朝青龍の八百長を告発する!」から計3回にわたり、昨年九州場所と今年初場所での朝青龍の相撲の大半が八百長で、朝青龍が知り合いの幕下力士を通じて持ちかけていたなどと報道。協会はこれを受け、朝青龍ら名前の出た力士らから事情を聴いたが、全員が全面否定した。
協会は当初、名誉棄損容疑で刑事告訴する方針だったが、過去の同様の報道に対する告訴が嫌疑不十分で不起訴処分になっていることや「刑事告訴の場合、捜査機関がすぐに動くとは限らない」(伊佐次弁護士)ため、民事訴訟を選択した。伊佐次弁護士は「協会がどこまで調査しても限界があるので、公平公正な機関に訴えることにした。今後告訴に踏み切る可能性もある」としている。【飯山太郎】
◇内容には自信ある
講談社「週刊現代」編集部の話 一連の記事は十分な取材に基づいており、内容には自信を持っている。事実が明らかになって、窮地に追い込まれるのは日本相撲協会でないかと考えている。
(2月8日 毎日新聞)
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