最後まで“田中流”一般開放した知事室に数百人殺到

 「脱ダム宣言」など独自の政策で注目を集めた長野県知事の田中康夫氏(50)が31日、任期満了で退任した。「ガラス張り知事室」を初めて一般開放するなど、最後の日まで“田中流”を貫いた。

県庁1階にある「ガラス張り知事室」は午後2時から約2時間、「知事室ファイナル 誰でも入れるデー」と称して県民に開放された。数百人が殺到し、知事室前は長い列が続いた。室内では、田中氏に記念撮影やサインを求める姿が見られ、中には「知事に戻ってきて」と涙ながらに呼びかける女性も。拡声機で誘導していた職員は「庁内にこれほどの県民が訪れるのは前代未聞」と驚いていた。

田中氏はその後、県庁玄関で職員や県民らに退任あいさつ。「6年前、一人で落下傘降下してきたようなものだった」と振り返り、「今度は落下傘ではなく、素晴らしい夢を実現させるバルーンに乗り込んで、信州から、信じられる社会を取り戻すため、皆様と共に歩めれば」と締めくくり、今後も政治活動を続ける意向を示した。

(読売新聞) – 8月31日

こういう自己流以前に自己満足のお遊びで県のリソースを無駄遣いする田中氏の姿勢と、それをお祭り感覚でヨイショする連中が、外見だけは派手だがその実停滞している長野県の現状を生んだわけで。とりあえず

数百人が殺到し、知事室前は長い列が続いた。室内では、田中氏に記念撮影やサインを求める姿が見られ

最後まで公私混同甚だしでしたな。氏自身も氏周辺も。

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