【ロンドン小松浩】英警察当局は10日、同日摘発した旅客機爆破テロ計画に絡む逮捕者が3人増えて計24人になったことを明らかにした。容疑者グループは液体状の爆発物を機内に持ち込んで空中爆破させる計画だったとみられており、ロンドン警視庁は背後にある英国内及び国際ネットワークの解明を急いでいる。
英スカイテレビによると24人全員が英国籍で、うち22人がパキスタン系、1人がバングラデシュ系、1人がイラン系。24人のうち何人かはパキスタンで逮捕された。17歳から35歳までで若い母親も含まれているという。また同テレビは、殉教を呼びかけるテープが押収された模様だと伝えた。
英の各メディアは11日、標的とされた旅客機が最大10機だったと報じた。
昨年7月のロンドン・テロでもパキスタン系英国人らが実行犯として特定されており、英国とパキスタンを結ぶテロ・ネットワークが改めて焦点に浮かんできた。
休暇中のブレア英首相は今回のテロ計画について「我々が直面しているテロの脅威と戦うにあたり、米政府当局との間には計り知れない規模の協力関係がある」とのコメントを発表、米英両国の連携でテロを未然に防止したと強調した。
(毎日新聞) – 8月11日
第一報を聞いたときは「えらいこっちゃー!」と思ったんですが、現場の大慌て振り&混乱とは対照的な日本政府の「迅速すぎる」コメントを聞き、米英政府の「冷静すぎる」対応を目にすると、なんだか「違和感」を感じるんですよねえ。「当事者」としての切迫感を彼らから感じないと言いますか。…もしかして、こいつも「事実の裏の真実有り」な事件?。
とりあえず
<英テロ計画>液体爆弾、カメラのフラッシュなどで起爆
英国で10日摘発された旅客機爆破テロ計画で、容疑者は爆発物として液体を使う予定だったとされる。警察当局によると、液体爆弾には、ダイナマイトの原料になる無色透明な粘液状のニトロメタンや、ゼリー状のニトログリセリンを使用し、カメラのフラッシュや携帯電話の電源を使用して起爆する仕組みが考えられるという。
(毎日新聞) – 8月11日
この記事を読んで「MASTERキートン」や「パイナップルARMY」を思い出したのは、神楽だけじゃないはずだ!(笑)。
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