女子サッカー・06年アジア杯3位決定戦(30日、豪州アデレード)日本女子代表が07年女子W杯出場権をかけた3位決定戦で、北朝鮮に2-3で敗れた。相手が27日の中国戦の審判団への暴力行為による出場停止処分で主力3選手を欠き、有利な状況で試合を迎えたがまさかの黒星。W杯出場へ最後の望みをかけ、北中米カリブ海3位とのプレーオフ(開催日時未定)にまわる。
悔し涙をこらえきれない。日本女子に追い風は吹かなかった。前半39分までの3失点が重くのしかかる。前半42分にDF安藤(浦和)、後半ロスタイムにがFW永里(日テレ)がゴールを決めたが後の祭り。1点差で敗退し、大橋浩司監督は反省の弁を口にした。
「いい攻撃をした時間帯もあっただけに残念。2点差をはね返す力はありませんでした」
天はなでしこに味方した…ハズだった。W杯開催国の中国が決勝に進出したため、アジア2枠目の出場権が3位決定戦の勝者に巡ってきた。しかも、相手の北朝鮮は前戦の暴力行為により正GKハン・ヘヨンと主力DF2選手が出場停止となっていた。それなのに-。
北朝鮮には04年のアテネ五輪アジア予選で勝利して本大会出場を決めた経験も持つが、通算対戦成績はこれで2勝1分け9敗と大の苦手。国の威信をかけた気迫に、序盤から押され続けた。永里は「悔しい。もう少し早く、点がとれていれば…」と唇をかんだ。
5大会連続のW杯出場へ残された道は、北中米カリブ海3位チームとのプレーオフを制するのみ。大橋監督は「ベストな状態をキープしたい」と前を向いた。
(サンケイスポーツ) – 7月31日
天はなでしこに味方した…ハズだった。
獣は手負いの方が怖いんだぞー。とりあえずプレーオフがんばってね>なでしこジャパン。
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