「笑う大天使」

一昨日連れと一緒に観てきました。それ自体気の迷いと言っちゃー、まあそうなんですが、一応原作&川原泉ファンだし…で、感想。「カーラ教授的にありなんですか?あの作りと展開」。

ぶっちゃけ「こいつらやっちまったよ…!&2-5年かけてこれかい!」。確かに川原ワールドを映像化する事自体が至難の業とは思いますが、あれじゃただのX-MENじゃん。アクションを半分否三分の一にしてもいいから、その枠をキャラの掘り下げ描写にまわして欲しかった。てか、スタッフってちゃんと原作を読み込んでるか?。作品全体のB級スメルもさることながら、心中台詞の説明&パッチワーク(≒手抜き)が多すぎなど、練りの手抜きや粗がそこここに見えてゲンナリでした。

そもそも、「超お嬢様学校」聖ミカエル学園というシチュ(一応)でありながら、誰に媚びたか&何をケチったか知らないけど、あの「露出度高めで安っぽい」制服デザイン&「清楚さの欠片もないケバケバ」メイクを臆面無く見せ付けられた瞬間に、関係者を小1時間問い詰めたい気分になりましたよ。いやマジで。

と言うわけで結論。出演者とナレーション某氏(笑)が好きな人以外にはお奨めしません。個人的には「八神くんの家庭の事情」のドラマ化時と同じような怒りを感じてしまいましたとさ。

この表紙を目にした段階で見切ればよかったと激しく後悔。

レナード現象には理由がある (ジェッツコミックス)

口直しに早く買って読もうっと…。

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アングラから政治ネタまで色々モノ調べをやっているイロモノです。思想は保守中道、趣味はサブカル全般、歴史、各種コンサル。ボーイッシュと大和撫子がマイ趣味女の子の双璧。