【リマ10日時事】南米ペルーで9日に大統領選とともに実施された国会議員選挙で、フジモリ派の「未来連合」から首都リマの選挙区に出馬したフジモリ元大統領の長女ケイコ・ソフィア・フジモリ氏(30)が初当選を果たした。
フジモリ元大統領は大統領返り咲きを目指して亡命先の日本を出国したものの、チリで拘束された上、ペルー選管当局から立候補も拒否された。ケイコ氏はフジモリ派の苦境を救うため、急きょ同連合代表に就任。将来的な父親の復権を目標に全国を行脚し、フジモリ支持票の掘り起こしに努めた。
投票直前のフジモリ氏とホテル経営者、片岡都美さんの「獄中結婚」といった話題も手伝い、民間調査機関の集計で未来連合は現有3議席から15議席程度に拡大し、議会第4党に躍進する見通し。同連合は議会運営やフジモリ氏の今後の処遇をめぐり、発言力を強めるとみられる。
ケイコ氏は9日深夜に当選の報を受け、「非常にうれしい。皆さんの協力に感謝する」と喜びを表した上で、「わたしが勝ったということは、父が勝ったということ」と強調した。
(時事通信) – 4月10日
ペルーの民度云々は置いといて、布石ってものはもう少し「こっそり」「本音を言わずに」打つもんだろうに(笑)>ケイコ殿&フジモリ氏。
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