闘病期間中にちょこちょこ観ただけだけど、企画の悪さもさることながら、出演者の組み合わせが悪いよ。顔売り目的政治家と中身スッカラカン芸能人並べて、まともな情報番組になるわけないやん。住吉アナの仕切りも上手とは言えなかったし。
でも、田村淳のお邪魔っぷりに比べれば、住吉アナの戦犯度なんて微々たるもんだけどな。吉本がポスト島田紳助として実力以上に持ち上げたいのか、文化人系芸能人枠経由で政治家になりたい自分の野心のごり押しだけなのかは分からんが、彼にこの手の番組は無理よ。知識の引き出し以前に、大局観から物を話す資質に欠けてる。だから、番組中の発言もただの邪魔にしかならない。
もっとも、ニコニコ生放送でユーザーに全面戦争ふっかけるような、煽り耐性の無さじゃ、知性のほうがちょっと上がっても、政治家は無理だろうけどねー(笑)。
まあ、基本的にオバハン以上の世代しか観ない時間帯に、↑みたいな組み合わせで作るコンテンツで売れるはずと考える方が間違いなわけで、鶏と卵な話ではある。やっぱり、一番悪いのはフジテレビの番組制作能力だということで、この話は終了。
P.S.その1
いっそ情報番組なんてあきらめて、「世にも奇妙な物語」の再放送やったら?。絶対そっちの方が視聴率採れるって>フジの偉い人。
P.S.その2
ジャパネットたかたは、スポンサー効果云々言ってるような状況じゃないだろ。足元業績が絶賛降下中で、資金繰りは本当に大丈夫なのか?
P.S.その3
考えてみれば、ニュースソースが「日刊ゲンダイ」って段階で、この話は信憑性50%以下だな。もし、「知りたがり」が打ち切りにならなかったら、文句は「ゲンダイ」に言って下さい>ALL。
フジ「知りたがり」ついに打ち切り
<スポンサーはカンカン>
「14時台の情報番組は継続と決まりました。ただ、企画強化、キャスト変更で番組は一新する。現在放送中の“知りたがり!”は打ち切りです」(フジテレビ関係者)
1%台の視聴率という不名誉な記録ばかりが話題になった情報番組「知りたがり!」。何度も打ち切り説が囁かれていたが、3月末で店じまいすることが日刊ゲンダイ本紙の取材で分かった。
昨年4月、午前中に放送していた同番組をスライドさせる形で始まった。NHKの看板アナだった住吉美紀(39)をメーンキャスターに起用。裏の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ)に対抗しようとしたが、フタを開けてみれば開始直後から超低空飛行で視聴率2~4%をウロウロ。「ミヤネ屋」にトリプルスコアの惨敗を喫す日々で、お茶の間の主婦からまったく支持されなかった。
「最大の敗因は企画の悪さ。時間帯の移動時にスタッフを入れ替えて臨んだが、どこかで見たような企画を垂れ流すばかりで、“ならでは”の特徴が出なかった。天気予報にあわせてレオタード姿の住吉があられもないヨガのポーズを披露する『ヨガ天』を目玉にしましたが、“武器”がそれだけでは戦えない(笑い)」(前出のフジ関係者)
新番組は根付くまでに時間がかかる。通常2、3年は“執行猶予”とされるが、1年で見切られた。
「深夜番組並みの低視聴率にスポンサーの『ジャパネットたかた』は“期待を裏切られた”とおかんむり。いつ降りてもおかしくない状況になったのです。地方の系列局も非難ゴウゴウ。“なんとかしろ”と突き上げていた。そのまま続けても視聴率の回復は望めず、とうとう番組制作を“放棄”。年末年始は特別編成にかこつけて、15時以降の“第2部”を人気ドラマの再放送に替えていました」(広告代理店関係者)
体を張った住吉は浮かばれない。
(1月12日 日刊ゲンダイ)
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