チェコの政治家と大衆の相互不信は平常運転な件について

大統領から一般官吏まで汚職と金満政治がスタンダードなチェコ政界。そんな政治家を全く信じず、「どうせ汚い金なら俺たちにもおこぼれ寄こせ」と要求する大衆。その空気を読んで、買収と情報操作で大衆を籠絡しようとするポピュリストが力を得ては、自分たちver.の汚職と金満政治を開始して、最初に戻る。

これがチェコの政治。そして、今回の大衆迎合政治家の象徴が、アンドレイ・バビシュ@ANO2011と、トミオ・オカムラ@直接民主主義の夜明け。そんだけのことだ。今回の中道左派・社会民主党の「市民民主党はゴメンだが、大衆迎合政治家はもっとイヤだ!by大衆」勝利という中途半端な政権交代は、その悪循環の一過程に過ぎない。チェコ政界の汚れは、いずれ、バビシュらが引き継ぐ。そんだけの話だ。

中道左派が第1党=新党躍進、旧与党は惨敗-チェコ総選挙

【ベルリン時事】政治の混乱が続くチェコの下院(定数200)選挙は26日、投票が締め切られ、開票された。中道左派・社会民主党が得票率21%で第1党となったが、過半数には届かず、連立協議に入る。社民党のソボトカ党首は、ボヘミア・モラビア共産党の閣外協力を得て少数政権の樹立を目指す可能性に言及している。

既成政党への不信感が高まる中、富豪のアンドレイ・バビシュ氏が創設した新党「ANO2011」が得票率19%で第2党となり、共産党が15%で続いた。ネチャス前首相の与党だった中道右派・市民民主党は緊縮財政や腐敗体質への不満から8%と低迷。日系人のトミオ・オカムラ上院議員の新党「直接民主主義の夜明け」は7%だった。

(10月27日 時事通信)

もっとも、大衆迎合政治家もピンキリなわけで、個人的には、トミオ・オカムラより、アンドレイ・バビシュの方がマシ。何故かって?。オカムラは自分が大統領になるために、チェコの政治体制を変えようとしている奴だぞ?。「日本人としては1/2じゃなく1/4」なのに、ことさら日系人であることを強調している点を抜きにしても、全く信用出来ないよ。

せめて、ティモシェンコたん@ウクライナ位の「怪物」にならないと、信用はおろか評価も出来ないね。

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「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」、評判イイっすね。

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