<教育再生会議>第3次報告、脱「安倍カラー」鮮明に

 もとより、安倍のボンの個人的趣向からスタートした教育再生会議に過度の期待は禁物ですが、福田内閣になってからは加速度的にスポイルされましたな。上手く踏み台にして選良へ成り上がったヤンキー先生だけが勝ち組♪と。…いやぁ思わず眩暈がしますね☆。

 政府の教育再生会議が25日にまとめた第3次報告は、安倍晋三前首相が実現に意欲を示した項目への冷淡さが目立つ内容となった。独立行政法人改革、規制改革に続き、前政権が残した課題を淡々と片づけながらも、脱「安倍カラー」を鮮明にする福田康夫首相の姿勢を浮き彫りにした。

 「首相からは何も期待できないと感じた。委員も熱意は冷めている」。25日の会合後、渡辺美樹委員(ワタミ社長)は記者団に語った。この日の出席委員は17人中9人にとどまった。

 冷淡さが目立ったのは、学校に対する外部評価制度、学校選択の自由を認める教育バウチャー制などで、安倍政権当時の6月の第2次報告から書きぶりが軒並みトーンダウンした。「安倍カラー」は文部科学省が慎重な徳育の「教科化」を2次報告に続いて明記するのが精いっぱいだった。

 安倍氏の肝いりで設置された再生会議。政治的スタンスの異なる首相が就任後は存在感が薄れるばかりで、議論も理念より実現可能なメニューをそろえることに重点が移った。3次報告は改正が必要な法律9本を挙げたが、改正時期は盛り込まず、実現性は不透明。この日の首相のあいさつも「子供たちや若い世代が意欲と希望を持って物事に取り組める社会になるよう教育改革にしっかりと取り組みたい」と抽象論に終始した。【佐藤丈一】

(12月26日 毎日新聞)

 

 かたや「少数エリート層の効率的育成&上澄み吸い上げ、消費するしか脳の無い一般大衆の一層の愚民化」を軸とした教育政策、かたや「企業へのエリート&低賃金両層の安定供給、人件費負担の相対的低下による競争力維持」を軸とした労働&産業政策。このようにワンパッケージ化された「調律された愚民化&デフレ政策」の成果の一つがこれ。もっとも国際順位自体についてはユーロ高の影響の方が大きいけどね。

日本GDPは4兆3755億ドル…1人あたり18位に下落

 内閣府が26日に発表した国民経済計算によると、2006年の日本の1人あたりの名目国内総生産(GDP)は前年比4・0%減の3万4252ドルで、経済協力開発機構(OECD)30か国中18位となった。フランス、ドイツ、カナダに抜かれ前年の15位から順位を下げた。

 円安の影響でドル建てのGDPが目減りしたほか、デフレにより名目GDPの伸びが低迷したことが原因で、1人あたりの名目GDPは93年の2位をピークに下落基調を続けている。

 一方、06年の日本の名目GDPの総額は4兆3755億ドル。世界のGDPに占める比率は前年より1・1ポイント減の9・1%と、24年ぶりに10%を割り込み、比較可能な統計が残っている1980年以降では過去最低水準となった。中国やインドなど新興国の成長に押された。ピークだった94年には17・9%を占めていた。

(12月26日 読売新聞)

 しかし、こんなのが相変わらず選良やってて相変わらず自爆しまくっている国じゃ、「調律」もどこまで巧くいっているのか怪しいもんだなー。正直、「TV局側の仕込み」というオチであって欲しいです>横峯氏の暴言。

爆笑問題の証人喚問 さくらパパこと横峯良郎の証人喚問で暴言

さくらパパ番組放送中に大暴言 「議員だけど寄付しちゃった!」的発言も!

12月25日に放送された『爆笑問題の証人喚問 太田内閣がアノ関係者とっちめちゃうぞSP』にて、さくらパパこと横峯議員(横峯良郎)が大暴走。横峯議員は、やくみつる氏の「よくでてこられたな」というコメントに大きく反応。それに対して横峯議員は「おまえらコメンテーターは好き放題いってるじゃねーか!」と現職の国会議員とは思えない発言をしたのだ。

総務大臣の原口議員も横峯議員の言動を冷ややかに見守っている様子だった。その後も横峯議員はヒートアップ。原口議員のフォローにも耳を傾けず、やくみつる氏とテリー伊藤氏とのやりとりの際に「私なんか月に300万なんか税金納めてますよ。寄付もしてますよ」と発言。それに対し、やくみつる氏が「(国家議員が)寄付してたってまずくないですか?」と問いただすと、機転を利かせたかのように「俺じゃねー、さくらよ!」と娘の話に切り替えた。娘の話ならしないで欲しいのだが……。

これらのやりとりを見ていた原口議員が「もうちょっといい加減にしろよ!」と一喝すると横峯議員はショボーンしてダンマリ。

始終「おまえ!」「アホじゃねーか」「腹立つ」などといった、大人とは思えない発言を繰り返してきた横峯議員。今回の放送でかなり悪い印象がついてしまったようだが……。それにしても寄付問題は本当に大丈夫?

(トレビアンニュース 2007/12/26)

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