防衛省が発足、「庁」設置から53年経て格上げ

 防衛庁の省昇格関連法の施行により、防衛省が9日、発足した。防衛庁設置から53年を経て、内閣府の外局だった同庁は独立した省に格上げされ、防衛長官も「防衛相」となった。

 安倍首相は9日午前、久間防衛長官に辞令を交付し、初代防衛相に任命した。

 首相はこの後、防衛省での記念式典で職員・自衛官ら約700人を前に訓示し、「国防と安全保障の企画立案を担う政策官庁として位置づけ、国防と国際社会の平和に取り組むわが国の姿勢を明確にすることができた。戦後レジームから脱却し、新たな国造りを行う基礎、大きな第一歩となるものだ」と強調した。

 久間防衛相も「長年の地道な努力が実を結び、防衛省・自衛隊が国民各層に広く受け入れられるに至った証しだ」と述べたうえで、政策機能の充実強化、厳格な規律の保持、専守防衛をはじめとする防衛政策の維持を求めた。式典には、中曽根康弘・元首相ら歴代防衛長官のほか、各国の駐日武官らも出席した。

1月9日 読売新聞

 思いのほか、外野や左な人からのノイズも少なく粛々と進んだ防衛省発足。まずはおめでとうございます>関係者諸氏。準備期間が実質1ヶ月だったから、実務担当者の激務っぷりたるや如何ばかりか。この修羅場に耐えられたんだから、きっと有事のときにも大丈夫だよ!(おぃ)。

 当面は、政策官庁としての体制作りに注力でしょうかね?。あとは他の「省」との関係再構築。できれば、外務省あたりと大喧嘩しないで欲しいところですが…他事例を見る限り無理だろうなあ(^^;。まあ、諸事程ほどにと言うところで。

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