長嶋茂雄と松井秀喜の両氏に国民栄誉賞 ~ 時期的にも、内容的にも、政治的にも、価値を全く見出せない「W受賞」

 一体誰得よ。このコンセプト。つか最近、国民栄誉賞の類、乱発しすぎ。こういう点じゃ、安部政権って、「お祭りで大衆の目をそらさせるダメ政体」の典型だな。

国民栄誉賞、異例の同時授与 官房長官「2人は師弟関係」

 政府はプロ野球巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄(77)、元大リーガーの松井秀喜(38)両氏に国民栄誉賞を授与する方針を固め、菅義偉官房長官が1日の記者会見で明らかにした。最近では、大相撲で史上最多32回の優勝を記録した元横綱大鵬の故納谷幸喜氏が2月に受賞。プロ野球選手への授与は昭和62年の衣笠祥雄氏以来となる。

 菅氏は会見で、長嶋氏について「『ミスタープロ野球』と呼ばれ、社会に夢と希望を与え、プロ野球を国民的スポーツに高めた」と強調。松井氏に関して「日本人として初めて(米大リーグ)ワールドシリーズのMVP(最優秀選手)に輝いた。『ゴジラ』の愛称で多くの国民に親しまれた」と理由を説明した。

 この時期の授与方針について「(長嶋氏には)以前から授与してほしいとの意見があった。大鵬に授与する段階で、そうした声が大きくなった」と指摘。松井氏は「(昨年末の)引退が一つの区切り」と述べた。異例の同時授与は2人が師弟関係にあることを挙げた。

 安倍晋三首相は1日、官邸で記者団に「長嶋氏は戦後最高のスーパースター。松井氏は日米で愛された選手だ」と語った。長嶋氏は同日、「本当に光栄です」などとする談話を発表した。

 長嶋氏は33年に巨人に入り、勝負強い打撃や華麗な守備で巨人の黄金時代を築いた。松井氏は平成5年に巨人入り。2003年からは米大リーグ・ヤンキースなどで活躍した。

(4日1日 産経新聞)

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