最近の同誌で一番好きな漫画は、高尾じんぐの「くーねるまるた」。主人公・マルタさんの「等身大&貧乏でもこだわるところはこだわる」食へのスタンスに、毎回共感を覚えながら読んでるんですが、今回の「つぶあんのあんまん」編は個人的にド・ストライク。そーなんだよなー。世間で売ってるあんまんって、こしあんばっかなんだよね。饅頭では普通にある「つぶあん」モノがあんまんでは何故無いんだろう?と日頃思って…はいないけど、いざ、マルタさんのこだわりの姿を見ていると、すっごい共感する。
そして、トドメが「自家製お手軽塩コンブ×冷えたあんまん×熱いお茶」。単純な組み合わせなのに「これだ!」と思い知らされてしまう日本人の私。マルタさんの祖国・ポルトガルの料理文化に関する部分も読みごたえがあるけど、マルタさんを通じて日本の食や生活文化に見出すべき「こだわり」に出会える楽しさは、本作の魅力の1つだと思う。
で、なんで今更そんなことを言い出したかと言うと、今週号から連載が始まった、ソラキスズ(原作ゆきもり)の「プラモ男子とプリチー女子」の主人公のガンプラへの「こだわり」に全然共感できなかったから。
多分、オデッサ基地やキシリア様に対する主人公の解釈が、神楽と微妙に違うから…なんだと思うけど、住環境に対するところも含めて、なんか違うんだよなあ。ヲタ生活を満喫する人生を送っている者にとって、「こだわる」ところってそこか?って感じで。上手く言えないんだけど、違和感感じるんだよね。「わざとらしい」と。錯覚に近い、神楽だけの「こだわり」かもしれないけど。
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