華原朋美 復帰も心身回復せず引退も

 冷たい言い方だけど、契約で仕事をやっている人間が仕事が出来なくなったら、契約を切られるのは至極当然のこと。心身ともにリハビリ期間が必要な状態だったわけだし、第二の人生のために暫くは養生して欲しいと思います。

 歌手・華原朋美(32)について、所属事務所の「プロダクション尾木」(東京都新宿区)が29日、専属契約を解除したと発表した。28日付で、同社は「仕事のドタキャンが続き、心身ともに健康の回復状況が思わしくなく、“制御不能”と判断したため」としている。都内の華原の自宅には、契約解除を通告する内容証明付郵便を送付したが、華原との連絡は取れない状態という。母親には伝えた。

 同社によると、今月に入って連絡が取れなくなることが多く、睡眠薬や精神安定剤を多量に服用する傾向にあった。19日には、港区の路上で酩酊(めいてい)状態のまま倒れていたところを警視庁麻布署に保護されるなど、警察ざたになったのは今月だけでも計3回。そのたびに、レギュラーのフジテレビ「新堂本兄弟」のリハーサル(7月1日生放送分)や、ラジオ番組のゲスト出演などをキャンセル。00年から8年間、契約してきた同社は「これ以上、芸能活動を支えることが不可能と判断した」と説明。

 既に収録済みの「新堂本…」の出演シーンはカットされる方向で、計画していたコンサートやディナーショーなども中止。これによって、華原は引退に追い込まれる可能性もあるが、同社は「それ(今後も仕事を続けるかどうか)は本人が決めること」としている。

 華原は昨年末に急性気管支炎などで舞台を休演。今年1~4月は休業していた。5月12日に三重・伊勢神宮の神事「お木曳(ひ)き」にゲスト参加して、一時は仕事復帰。その際は「心の傷も体の傷も癒えました。すべて周囲のおかげです」と話していた。

(6月30日 スポーツニッポン)

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