習近平総書記の庶民派PR記事、突然「虚報」としてメディア一斉撤回 ~ 北朝鮮の宗主国兼飼い主のやることだから、今更一々驚かない。

 よく言うではないか。「犬は飼い主に似る」と。逆もまた真なり、だ。

習近平総書記の庶民派PR記事、一転「虚報」に

 【広州=吉田健一】中国系香港紙・大公報が18日付で報じた習近平(シージンピン)・中国共産党総書記の庶民派ぶりを宣伝する記事に関し、国営新華社通信が一度は記事内容について「当局が確認した」と伝えながら、後にこれを撤回し、大公報も「虚偽の記事だった」と発表するなど、真偽を巡ってメディアが大混乱した。

 問題の記事は、習氏が3月1日、北京で付き人1人とタクシーに乗り、運転手と気軽に政治談議を交わし、「私のことに気づいた運転手はあなたが初めてだ」などと話したという内容。同紙は運転手の証言を基にやり取りを再現。習氏が書いたという「一帆風順(順風満帆)」との言葉の写真も掲載した。

 中国メディア(電子版)は相次いで転載、夕刊1面トップで報じた新聞もあった。新華社通信も北京市当局が報道を確認したとネット上で伝えた。中国版ツイッター・微博でも話題となった。ところが18日夕、同通信は一転、「大公報の記事は虚偽だった」と報道。各メディアとも、転載した記事や独自の評論をネット上から一斉に削除した。

(4月18日 読売新聞)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です