村上ファンドの阪神経営参画、私鉄総連が反対見解

 村上世彰氏率いる「村上ファンド」が、株式を大量保有する阪神電気鉄道に対し、取締役の過半数にあたる9人を送り込む株主提案をしたことを受け、日本私鉄労働組合総連合会(私鉄総連、233単組、約10万人)が、同ファンドの経営参画に反対する見解をまとめ、阪神電鉄労組に伝えていたことが20日、分かった。

 見解では「短期的に直接利益の追求を目的とする組織が経営を直接支配することは、安全輸送に影響しかねないと危惧(きぐ)される」としている。

 阪神電鉄労組が4日、「(村上ファンドが経営権を握り)事業や資産の切り売りをする場合、ストをしてでも全力で阻止する」との意思表明をした点にも、私鉄総連は「労働3権を背景に断固たる態度で臨む」と同調した。

(読売新聞) – 5月20日

 「純投資」という建前に「安全輸送への影響を危惧」という建前をぶつける戦いに、万事建前を押し出して活動する労組が手を貸すこの茶番。本人達は至って(本音ベースでは)真剣なんでしょうが、なんとも奥歯にモノの挟まった戦いですね。だから、事情に乏しい第三者やマスコミ(≒ワイドショー)報道に振り回されるステレオタイプさんが頓珍漢に騒ぐことになるわけですが。そんな中、当事者達のホノカな本音が伺える「事業や資産の切り売りをする場合」が何気に微笑ましい( ´∀`)。

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