安倍晋三首相、福島視察時に「原発ゼロ見直し表明」を表明 ~ 「希望を政策にしない」は責任ある政治家として当然の発言

 理想より現実。世界平和より国家安全。虚勢より実利。世界市民とやらに対してはわからんが、国民にとって重要なのは常に後者だ。

 そして、政治屋や大衆煽動家、ポピュリスト、宗教家はともかく、国家や国民に対して真に責任を持つ政治家が、他のどれよりも優先して求められる資質とは現実主義者であることだ。たとえその結果として、鬼や悪魔と罵られる結果がもたらされても、トータルで国家としての収支がプラスであれば、その結果は肯定される。近視眼な思い込みで思考停止しながら口だけは達者な脱原発一辺倒な輩からの騒音など、意に介するに及ばず。

 政治家の政治的精神の背骨は、鋼の中庸であれ。現実意識の巌であれ。政治的「思想」が右か左かは、個人的資質としてオポチュニストかどうかは、その次の話だ。

「希望を政策にしない」 安倍首相、原発ゼロ見直し表明 福島視察

 安倍晋三首相は29日、就任後初の視察先として福島県を訪れ、東京電力福島第1原発などを視察した。首相は記者団に「希望を政策にするのではなく、責任あるエネルギー政策を進めていく」と述べ、民主党政権が掲げた「2030年代の原発稼働ゼロ」目標を見直す考えを示した。第1原発の廃炉作業は「スピードアップさせる」と強調。復興行政も「復興庁に権限を集中し、ワンストップで判断していきたい」と効率化を図る方針も表明した。

 就任後初の視察先に福島を選んだのは、震災復興を最優先課題と位置付ける姿勢を鮮明にするため。

 首相は第1原発で事故処理にあたっている作業員を激励し、1~4号機の廃炉作業の進捗(しんちょく)状況を確認した。事故時に指揮所となった免震重要棟内で東電職員ら約80人を前に「これだけ大規模な廃炉作業は人類史上初めての挑戦で、廃炉が成功して初めて福島、日本の復興につながる。政府も全面的にバックアップする」と語った。

 首相は、住民に帰村を促す全村民帰還に取り組んでいる同県川内村にも足を運び、仮設住宅や帰村した住民の新たな雇用先となっている工場を見て回った。

(12月29日 産経新聞)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です