再上場メリットがなけりゃ身売りしかないMBO銘柄な件について

 今の証券市場じゃ高いバリューを期待するのは無理。一方で、MBOの時に一枚噛んで&大金ブチ込んで、挙句に今お尻に火が付いているVCや投資ファンド、金融機関からは、エグジットへの「期限」を切られている。となれば、現経営陣やオーナーによほどの余力が無ければ、少しでも見栄えが良いうちに、少しでも高く買ってくれるところに身売りするしかないですよね。MBO銘柄って。

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 以前↑このパロ作った時にも思いましたし、毎度毎度思うことですけど、安易な上場と安直な上場廃止って企業の首絞めるだけの行為ですよね?。結局。最近は上場件数が激減しているとは言え、かつて企業に対してお気楽に上場を勧めてきた&上場廃止のお手伝いをしてきた証券会社って、そこらへんどう考えているんだろう?。

サッポロ、ポッカ買収へ=国内清涼飲料、再編加速も

 サッポロホールディングス(HD)は5日までに、ポッカコーポレーション(名古屋市)を買収する方向で最終調整に入った。清涼飲料事業を拡充するのが狙い。投資額は数百億円とみられる。少子高齢化で国内市場が伸び悩む中、シェア確保に向けた業界再編が加速する可能性が出てきた。

 サッポロHDは、ポッカの発行済み株式の約22%を保有。経営権を握るため、約40%を保有する投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(AP)や、約22%を持つ明治ホールディングスなどから株式を取得して子会社化する。

 ポッカは2005年、APと共同で経営陣による自社買収(MBO)を実施し、非上場となった。サッポロHDは09年9月に資本参加。商品開発や販売など業務面でも協力関係にある。

 同社の主力はビールや不動産事業で、清涼飲料分野の年間売上高は約300億円と競合他社に比べて小規模。ポッカの連結売上高は約970億円と相対的に大きく、アジアを中心に海外展開も進めているため、子会社化による一体経営のメリットが大きいと判断した。

(2月5日 時事通信)

 さて、ポッカの次はどこが身売りでしょうかね?>MBO銘柄。MBO後の「期限」はざっと5年でしょうから、すかいらーく辺りはそろそろ白黒つけなきゃなりますまい。と言うわけで、筆頭株主の野村プリンシパル・ファイナンスはいよいよ以って正念場。ハウステンボスに続いてここでも下手を打ったら、流石のNPFと言えどヤバいぞ。いやマジで。

 ここで「【MAD】魔法少女に、なりたいんだ。【魔法少女まどか☆マギカ】」を紹介。


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「まどか☆マギカ」の路線も新鮮でいいけど、やっぱり魔法少女は「こっち」の路線が基本だよなーとシミジミ思う次第。

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