セリエB降格決定でユーべ崩壊へ…伊サッカー協会が処分発表

 【ローマ15日】イタリア・サッカー協会の規律委員会は14日(日本時間15日)、セリエAでの不正問題に関し、4クラブに対する処分を発表。昨季王者のユベントスはセリエB降格と昨季と一昨季の優勝をはく奪する処分が決まった。チームは直ちに上訴を表明したが、逆転勝訴の可能性は低く、イタリア代表のDFファビオ・カンナバーロ(32)やGKジャンルイジ・ブッフォン(28)ら選手の大量離脱は必至となった。ラツィオ、フィオレンティーナもセリエB降格、ACミランは降格を免れたが欧州チャンピオンズリーグの出場権を失った。

 審判員の不正操作や粉飾経理などの不正疑惑でイタリア・サッカー界を揺るがしたユベントスに厳罰が下った。2度のリーグ優勝がはく奪されるほか、セリエBに降格となる上に勝ち点マイナス30からのスタートとなる。ドイツW杯で優勝したイタリア代表に選手5人を送り出した名門にも“恩赦”はなかった。

 ユベントスは処分を言い渡された直後、他の3チームとともに上訴を表明。だが、不正疑惑の元凶とされるユベントスの処分が軽減される見込みは少なく、セリエB以下への降格が撤回される可能性は限りなく低い。コボリジリ会長は「セリエBに落ちたら選手の一部が他チームに流出するのは明らか。主力がいなくなると来季は厳しい」とし、選手の大量離脱は必至の情勢となった。

 チームにはW杯で優勝と準優勝に輝いたイタリアとフランスの代表として出場した選手が計8人いるが、関係者によると、カンナバーロ、ブッフォン、フランス代表DFテュラム、MFビエラら7人は移籍する見通しで、残留しそうなのはイタリア代表FWデルピエロだけだという。

 専門家によれば、勝ち点30点減算は1年でのセリエA昇格には絶望的なポイントで、再復帰まで数年を要する可能性もある。ここ数年の収入は、半分以上が放送権契約によるものだけに、降格による激減で財政も厳しい状況となりそう。セリエAで最多27度の優勝を誇る名門が、未曾有の危機に追い込まれた。

(サンケイスポーツ) – 7月16日

 早速、カンナバーロ→レアル・マドリード、テュラム→バルセロナなど主力組の移籍は決定的。80年代のACミランのように冬の時代が到来するのだろうか>ユベントス。うーん…しょうがないこととは言え、勿体無いなあ。

 にしても、ACミランはギリギリのところで踏みとどまりましたねえ。さすがは「腐ってもベルルスコーニの政治力」といったところでしょうか(ニガワラ。

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