見つかった死体は、本当に兪炳彦@セウォル号事件か

 警察の提示した状況証拠とは対照的に、「失踪時期(5月末)から腐敗死体の発見時期(6月上旬)までの期間が短すぎること」「失踪時期は5月なのに死体は冬の服装をしていたこと」「兪容疑者は酒を飲まないのに死体の周りにはマッコリの瓶が転がっていたこと」など、死体の正体を疑いだすとキリがない状況証拠ばかりだが、一応、科学的調査の結果が腐敗死体=兪炳彦と断じているなら、とりあえずそれを受け入れるしかないのがもどかしい。まして、

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「事故被害者の遺族が、誰一人幸せにならない結末」

 となれば、なおのこと。今日は今日とて、江原道太白市で列車が正面衝突事故、死傷者多数。何がここまで韓国に不幸を呼び寄せてるのかね。

遺体は沈没船オーナー DNAと指紋から確認=韓国警察

 【順天聯合ニュース】韓国の旅客船セウォル号沈没事故と関連し、南部の全羅南道順天で先月12日に発見された遺体がセウォル号運航会社清海鎮海運の実質的なオーナー、兪炳彦(ユ・ビョンオン)容疑者と確認された。

 順天警察署の署長が22日、会見を開き、「21日に警察庁が口頭で、順天で発見された遺体のDNAが検察・警察の捜査で確保した兪容疑者のDNAと一致するという国立科学捜査研究院の鑑定結果を知らせてきた」と明らかにした。遺体から採取された右手人差し指の指紋照合でも、兪容疑者のものと確認されたという。

 警察は遺体が兪容疑者であることが確実とされる根拠として、状況証拠も提示した。現場から発見された遺留品には機能性食品の空き瓶があったが、その製造元は兪容疑者が率いる新興宗教団体の系列会社だった。また、布製のかばんの内側に記された「夢のような愛」は、兪容疑者の著書のタイトルと同じだ。遺体が着用していたパーカーと靴は高級ブランド製品だった。

 また指紋採取について、遺体の腐敗が進み採取が難しかったが、冷凍室に移してから加熱による検出を試み、右手人差し指の指紋を採取して照合したところ、兪容疑者の指紋であることが最終確認されたと説明した。

 科学捜査研究院の鑑定結果によると、順天の別荘で採取された体液と、宗教団体施設の兪容疑者の執務室から採取されたDNAサンプルは正確に一致した。さらに、兪容疑者の兄とのDNA鑑定でも、同一の父母を持つDNAと分かった。

 署長は「こうした状況証拠と科学捜査研究院の鑑定結果からすると、遺体が兪容疑者であることは確実と見なせる」と述べた。鑑定結果を基に解剖を終えれば、死因なども明らかになる見通しだ。他人の物理的な力や介入があったかなど、徹底した捜査を進めるとした。

 警察はこれまで、兪容疑者が潜伏しているとみられる地域を中心に検問所5カ所を設置し、延べ8116人を動員して別荘周辺を55回にわたり捜索した。周辺にある宗教団体の関連不動産なども調べたが、兪容疑者を発見できなかった。

(7月22日 聯合ニュース)

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