「凄いぞ!心の大樹は本当にあったんだ!」な第24話だった件について

 流石にロボット兵や飛行石はなかったけどね>こころの大樹。色んな意味でカタルシスと言うか、達成感と言うか、一種の進歩を感じられた「ハートキャッチプリキュア!」。脚本:「前回に引き続いてのイケイケ登板」成田良美御大、演出・絵コンテ:「第9話以来の独特な戦闘シーンの連続に拍手!」境宗久御大、作画監督:「もうすっかりいつき嬢エピ担当ですね」爲我井克美御大という、前回に続いて力の入ったスタッフ布陣だった第24話、「こころの大樹の危機!プリキュア、飛びますっ!!」。

 で、結論、「負けなかったことに意義がある」。パソ助の調子が悪くてキャプ画像無しですが、感想を書くことに意義があると考えて、まずは感想。

<アバン>

  • 今回まさかのアバン無し。ある意味「今回、アバン+Aパートでシーンの分割は無用!一気に行くぞ!」というスタッフの気合が入っているという証か。

<OP>

  • このOPは今週で見納めなのかなあ。
  • だから、そのホラーCMはなんとかした方が(^^;>「松崎しげる」焼きおにぎり。

<Aパート>

  • 前回に引き続いて、さつきお兄様@CV前野智昭氏&車椅子ベースのデザトリアンを圧倒し続けるキュアサンシャイン@CV桑島法子女史。戦闘シーンの境アングルが彼女の強さをさらに引き立たせて◎良し。キュアブロッサム@CV水樹奈々女史やキュアマリン@CV水沢史絵女史じゃなくても、「もうあいつ一人でいいんじゃないかな」と言いたくなりますって(言ってねー)。
  • サソリーナさん@CV高乃麗女史の余計な一言をガン無視して、「(被害者の)心の闇、私の光で照らして見せる!」と大見えを切って見せるキュアサンシャイン。うーん、男前過ぎる。最後は、お兄様への愛のフルボッコの末に、必殺技・プリキュア・ゴールドフォルテバーストを披露。そのホーミング向日葵光弾を観て「板野サーカス@マクロスかよ!」という人と、シャイニータンバリンを観て「あ、リースポロン@どれみだ」と思った人とどっちが多かったか調べてみたいところです。
  • 解放されたさつきお兄様、「実はボク、妹の正体気付いているんだけど」な感じを漂わせつつ、妹・いつき嬢萌えを隠すことなく己が弱さを反省。そんなお兄様に対してこれまた微妙に近親ピーな表現で慰めるいつき嬢。うーん、両者とも危ない危ない。どうでもいいけど、ドツキまわし=慰めって、どんだけM属性なんですか>お兄様。
  • 今回の心の花は「カモミール」。花言葉は「苦難に耐える」。あれ?前回の某HPでの解説と違う。いいけど。

  • ロスト中のこころの大樹を、夜空の散歩ついでに捜索中のダークプリキュアさん@CV高山みなみ女史。3人目のプリキュア出現の報を聞き、サバーク博士@CV楠大典氏の指示のもと、彼女らを監視することでこころの大樹の位置を探知する戦法に変更。一方のプリキュア3。さつきお兄様の手術を見守りながら、こころの大樹からのコンタクトに反応。直接接触を試みる運びに。両陣営双方の偶然と必然が重なって、遂に戦機熟す。
  • なんて超真面目な展開になるわけもなく、淫獣が変身したプリキュアマントを身に付けた主人公s、三者三様の飛びっぷりで目的の地・龍の巣(違)へ。雲を突き抜け進む主人公sと共に流れる挿入歌は、songby水樹奈々女史。それってなんて言う「なのはA,s」OP?。とりあえず、来海えりか嬢の順応性の高さは異常、明堂院いつき嬢の王子様っぷりは異常、そして花咲つぼみ嬢のビッチっぷりはいつも通りだな、オイ。
  • 飛行石の光に導かれるまま(嘘)、遂にラピュタに到着したパズーとシータとドーラ一家(更嘘)。主人公s、三者三様の挨拶をこころの大樹に済ませ…あれ?彼女たちってこれから何をすればよかったんだっけ?。
  • と、悩む暇を与えられなかったのは、むしろ良かったのかも知れない(^^;。主人公sを追ってきたムスカ大佐もといバロキュアさんにこころの大樹を発見され、いよいよ「現役プリキュア総戦力vs砂漠の使徒最大戦力」のガチバトルスタート!と言うところでAパート終了。あー、確かにこの流れとペース配分ならアバンは要らないや。

<アイキャッチ&CM>

  • DSゲームのCMキター!。「OPだけゲーム」という噂もあるけど全然気にしない僕。

<Bパート>

  • バロキュアさんの「痛い目に遭いたくなければそこをどけ」という脅しに対する、主人公sの返答は速攻無言の3変身。このあたりの演出、地味にカッコいいなー。バンクはサンシャイン様だけだったけど(^^;。
  • さあ、ここからが本日の真骨頂。
  • まずは肉弾戦でバトル開始。プリキュア3、波状攻撃を仕掛けるものの全く歯が立たない。キュアサンシャインのスキルでも歯が立たない。一方のバロキュアさん、転がした相手の腹に膝を落としにくるあたり、倒れた相手に即光弾でトドメを刺しにくるあたり、殺ル気満々過ぎてこわー。
  • キュアサンシャインのシールドのおかげで何とか第一波の応酬を耐えきったプリキュア3。しかし、状況は未だ不利。次いで、新装備を身につけての空中戦を挑むも、空中機動性能では地上以上に全く歯が立たない。着地シーンが格好いいだけではねえ。
  • ここで余裕の反撃に転じるバロキュアさん、お得意の邪眼攻撃で主人公sを圧倒。プリキュア3のマントを剥ぎ取り、こころの大樹の蕾をそぎ落とし、KOK状態のキュアブロッサムのプリキュア・ピンクフォルテウェイブを片手で受け流す無敵ぶり。
  • そしてトドメのダークフォルテウェイブで、プリキュア滅殺完了…のピンチを救ったのは、やっぱり「あいつ一人で以下略」キュアサンシャインさん。防御技サンフラワー・イージスでダークフォルテウェイブを「大丈夫!跳ね返した!」「うそっ!?」byあずまんが。続いて、プリキュア・ゴールドフォルテバーストで、バロキュアさんを菊人形もといバインド状態に。ラストは、身動き&防御態勢をとれないバロキュアさんへ、現時点で現役プリキュア最強の技・プリキュア・フローラルパワー・フォルティシモを叩きつけるブロッサム&マリン。
  • が、ここまでやってもバロキュアさんは貫けない。何なんだこの硬さ。この時点で、現役プリキュアの勝機は無し。しかし、その攻撃で稼いだ時間を使ってこころの大樹の結界を構築するサンシャイン&ポプリ@CVCV菊池こころ女史。結界が再生したこころの大樹、即ワープ。あと一歩のところでターゲットをロストしたバロキュアさんのポカン顔と憤怒の叫びが超ラブリー。

  • 今回のバトル。キュアサンシャインの参戦にもかかわらず現役プリキュアの攻撃はほとんど通じず、防御についてもバロキュアさん最強のプリキュア・ダークパワー・フォルティシモをサンフラワー・イージスが受け切れるのかどうか未検証。ですが、対バロキュアさん3戦目にして、ようやく負けない戦を自力で完遂できた主人公s。戦闘では圧され続けながらも「こころの大樹の防衛」と言う戦略的勝利を得られたことは、今後にとって大きな一歩と言えましょう。
  • しかし、こんなチートのバロキュアさん相手に、一人で互角にやり合っていたキュアムーンライトさん@CV久川綾女史って、ただの辛気臭いさんじゃなかったんだなぁと再認識です。
  • 戦闘終了後、「今回もう一つの戦い」手術を終えたさつきお兄様を見舞う主人公s。中でも後光が差しているいつき嬢。何と言うか、まさに南無大向日葵如来。ナムナム。

<ED>

  • このEDも変更になるんだろうなあ(しみじみ)。
  • 今日は動画のレベルがちょっとイマイチ。戦闘シーンの動きが良かっただけに少しだけ残念。
  • ハトプリに続く「題名の無い音楽界」、今日のゲストは五木ひろし。いつきから五木へリレーですか。そうですか。

<次回予告>

  • 「夏合宿回キター!」「日傘姿のさつきお兄様&チュニック姿のいつき嬢キター!」「ヘブン状態のえりか嬢&サソリさんキター!」「海と言えば水着回キ…来ないよな。やっぱ」な次回ハートキャッチプリキュア!第25話、サブタイトル「海へゴーです!いつきウキウキ夏合宿!」。
  • たとえ水着が無くてもいい。こういう息抜き回があってこそのハトプリよbyラル上級大尉(嘘)。

 今回の第24話。今回の目玉である戦闘シーンはケレン味の効いた境演出GJで文句無し。デザトリアン化した際のお兄様がいつき嬢を殴りかかろうとした理由やこころの大樹の真意について、少しでも触れてくれていれば個人的に完璧だったかな?。次回は、ファッション部の面々に加え、色々と縛りが取れた明堂院兄妹のハッチャケぷりが堪能できそうで、マジ楽しみ。いやー、ハトプリって本当にいいものですねー。それではまた来週ー。

 ここで「【アニメ最萌トーナメント2010】予告編 / Anime Saimoe Tournament 2010 Trailer」を紹介。


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二次予選は7/27からスタートっす。

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