弘前大によると、教員は昨年10月、ゼミの4年生8人に対し、卒論指導を受ける条件を記した文書を配布。アルバイトの契約解除▽ゼミ合宿では徹夜で懇親▽OB会に全員参加▽教員の結婚相手を探す―との内容を完全に受け入れることを求めた。
教員は文書を配布する際、「9月の合宿で(学生が)かまってくれず、楽しくなかった。惨めな思いをしたから、お前たちにも惨めな思いをさせるため文書を作った」と学生に話したという。
大学という閉鎖空間で、コンプレックスの塊を三十ウン歳までじっくり熟成させて、教員という服を着せたら、こういうエゴイストの化け物ができましたというお話。
弘前大に限れば化け物退治が成功してめでたしめでたしだが、このエゴイストは生きてこの世のどこかで蠢いているので、これからも教育業界の関係者や学生さんはご用心というお話。
弘前大学(青森県弘前市)は25日、学生に対するアカデミックハラスメント(嫌がらせ)や不適切な言動があったとして、30代の男性教員を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。
処分は今月15日付で、教員は同日付で退職した。
弘前大によると、教員は昨年10月、ゼミの4年生8人に対し、卒論指導を受ける条件を記した文書を配布。アルバイトの契約解除▽ゼミ合宿では徹夜で懇親▽OB会に全員参加▽教員の結婚相手を探す―との内容を完全に受け入れることを求めた。また以前から、ゼミの女子学生を自宅に呼んで指導したり、頻繁に食事に誘ったりしていた。
教員は文書を配布する際、「9月の合宿で(学生が)かまってくれず、楽しくなかった。惨めな思いをしたから、お前たちにも惨めな思いをさせるため文書を作った」と学生に話したという。
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