- この素晴らしい気まぐれチシャ猫に祝福を! とは
完璧超人ゆえ本当にやりたいことが見つからず、漫然と完全な人生を歩んできた琴爪ゆかり嬢@CV藤田咲女史。そんな彼女が、宇佐美いちか嬢@CV美山加恋女史をはじめとするパティスリーの面々との邂逅を経て、スイーツの道を究めることを自分の意志で決めたエピソード、一人の完璧超人が一人の女性として成長した姿を祝福する第45話を表現する言葉。転じて、「そんなゆかりさんが素直にハグを求める先はいちか嬢」「やはり誘い受け属性だったか」「ネコだからね」「そんなチシャ猫のよろめきを目にしても、気まぐれ猫の留学先が恋敵?のいるコンフェイト公国だと知っても、『きれいだよゆかり』の余裕の一言をぶちかまして、正妻の心を離さない剣城あきら嬢@CV森なな子女史」「ヒーロー属性だからね(意味深)」
暁なつめ原作の異世界ファンタジーコメディアニメとは無関係。多分。
- 「心が空っぽの道化が何をしようと空しいだけよ!」。精神攻撃が十八番のはずのエリシオ@CV平川大輔氏に、質量を有する言葉の砲弾を叩き込んで、容赦なく撃破する「私に精神攻撃など十年早い!的な鉄槌が持ち味な鬼夜叉」ゆかりさん。「大丈夫、私たちはずっと一緒よ」。留学の決意表明を前にしてクリスマスパーティを提案し、別れを惜しむJC組に優しく語り掛ける「プリアラ組の守護女神」ゆかりさん。双方とも、彼女の素顔である。敢えて分けるならば、前者は登場当初から、後者は登場後徐々に表に出てきた「素の彼女」。
- これまでもスマプリのれいかさんや、姫プリのきららちゃんのように、シリーズ終盤での留学エピソードはあった。しかし、仲間との別れなどから生まれる葛藤は心中にとどめ、自分の生き様は徹頭徹尾ぶれることなく貫いたゆかりさんの姿、彼女ならではの芯の強さは、これまでの類似エピソードの中でも特異だったと言えるだろう。
- そのゆかりさんをして、「心の支え」に選ばれるいちか嬢。前回のあきらさんエピソードでもそうだったが、JK組の旅立ちを自然に後押しする、歴代屈指のコミュニケーション力持ちのいちか嬢は、良き教育者や敵方ライバルの少ない本作において、一番の「おとな」なのかも知れない。次回以降のラストスパートでは、そのポテンシャルを前面に押し出した描写が続くんだろうな。
- それはそれとして、久しぶりの登場でイケイケの健啖ぶりを発揮して、視聴者の耳目を釘付けにしたビブリーちゃん@CV千葉千恵巳女史の姿に「彼女がここまで存在感のあるキャラになってくれるとはなあ」と改めて思ったおいらは、ヲタの鑑です。キラキラプリキュア「おジャ魔女どれみ不動のセンターは伊達じゃない」モード。
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