新規採用拳銃の開発母体となるSIG SAUER P320だが、P320とそのベースであるSIG SAUER P250の性能に大きな違いはない。ぶっちゃけた話、2つの銃の違いは、P250がSIG SAUER社の本国・欧州製であるのに対して、P320はSIG SAUER社の米国法人製という点だけ。
ちなみに、P250のお披露目は2004年。P320のお披露目は2014年。
「その間、文句たれつつずーっとBeretta M9を使ってた米軍なのに、実績のあるP226でもP250でもなく、米国産のP320が出てきたら即採用なんて、スイスの人も飲まなきゃやってらんねー!って感じでしょうねー」
「米国第一バカ」トランプの大統領就任と同時なこの裁定なだけに、なんだか「いやーん」な感じがするんだぜ。
(CNN) 米陸軍は21日までに、次世代の短銃の製造元にドイツのシグ・ザウエル社を選び、新型モデルを開発させる決定を下した。現在の標準装備品であるイタリアのベレッタ社のM9型短銃の後継モデルとなる。
米陸軍が求める新型短銃はシグ・ザウエル社のP320型を下敷きにしたものとなる見通し。米陸軍が同社に要求する性能の改善内容などは明らかにされていない。
同社は米ニューハンプシャー州エクセターに子会社を所有している。
陸軍の声明によると、徹底的な性能検査をへた支給開始は今年内にも予定されている。
M9型は1985年から装備品となったが、米軍内ではその性能への不満が漏れてもいた。同モデルの一番効果的な使用方法は敵に銃ごと投げ付けることだとの冗談も流れていたという。
また、M9型の後継短銃を選定する作業にこれまで10年要していたことも米議会内で批判の材料になっていた。
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