訴えたのは、知る人ぞ知る権利ゴロの馬場祥弘。訴えられたのは、お笑い芸人のパーマ大佐。そして、馬場祥弘の代理人は、小保方晴子&STAP細胞騒動を泥沼化させたA級戦犯の三木秀夫。
童謡「森のくまさん」の歌詞を勝手に改変したとして、英語歌詞を和訳した馬場祥弘さん(72)が18日、CDとDVDを販売するユニバーサルミュージック(東京)と歌っている芸人のパーマ大佐さんに販売中止を求める書面を郵送した。
代理人の三木秀夫弁護士が大阪市内で記者会見して明らかにした。
替え歌は馬場さんの翻訳の間に「ひとりぼっちの私を 強く抱きしめた熊」などと歌詞が追加されている。馬場さんは承諾しておらず、「同一性を保持する権利が侵害された」と主張。改変後の歌詞カードに、訳詞者として名前が記載されているのも認めていないという。
三木弁護士によると、昨年11月ごろに日本音楽著作権協会(JASRAC)から連絡が2回あったが、馬場さんは改変を断った。12月の発売後、ユニバーサル社からCDが届き、驚いたという。
書面では、販売したCDの回収や慰謝料300万円も求めた。誠意ある対応をしなければ民事提訴や刑事告訴をするとしている。
ユニバーサルミュージック広報の話 適切な手続きを踏まえ発売した。現時点で書面が届いていないので、これ以上のコメントは差し控える。
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