11月は黄海でカラスを使った相互移乗の白兵戦か、投石機を使った船体破壊戦か。21世紀に採るべき戦術とは思えんが、どうやら韓中両国の皆さんは、古式ゆかしいこれらの戦法がお好みらしい。それにしても、
「昔のガレー船のように包囲集中攻撃を受けたというならともかく、警備艇が漁船の体当たりで撃沈されるとは、いささか無様ではないでしょうか?」
中国側漁船が、民間の漁船らしからぬ、まるで偽装軍船のように頑丈な衝角を装備していたというならともかくも。
【ソウル米村耕一】不法操業していた中国漁船が、取り締まりのために接近した韓国の海洋警備安全本部の小型高速船に体当たりして高速船が沈没し、韓国政府は9日、中国大使館に対して抗議し、再発防止を求めた。聯合ニュースが伝えた。
聯合によると、韓国北西部・仁川(インチョン)沖約76キロの韓国側の排他的経済水域(EEZ)内で7日午後3時ごろ、約40隻の中国漁船が不法操業していたため、韓国海洋警備安全本部の高速船が取り締まりのため接近。漁船1隻に隊員8人が乗り移ったところ、漁船乗組員が操舵(そうだ)室を施錠して閉じこもるなど抵抗する間に、別の中国漁船が高速船に体当たりして沈没させたという。海洋警備安全本部が9日に発表した。
中国漁船の不法操業をめぐっては先月29日にも、韓国側が抵抗する漁船に対して閃光(せんこう)弾を投げ込んだところ火災になり、中国人乗組員3人が死亡する事故が起きている。
(10月9日 毎日新聞)
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