一昨日、「FAAから機内での使用禁止勧告が出された」という報道には「事実無根」と言い張った韓国国土交通部だが、その後、FAAから正式に「強い勧告」が出されて赤っ恥。そして今日、場所を問わず米国では「Galaxy Note 7」を使用しないようCPSCが勧告した。
こうなると、赤っ恥を通り越して全面敗北だな。サムソンと韓国国土交通部に、米国市場における逃げ場はない。正式なリコールを出さずに欠陥品の交換だけ行うと時間稼ぎしていたツケが早くも回ってきた。タカタのエアバックと同じように。
初手を間違えると、却って世界的に火に油を注ぐことになるのが、今のリコール騒動のトレンディ(死語)。サムソンはどのくらいの損失を被ることになるのやら。当初計画の10億ドル程度じゃすまんだろうな。
韓国サムスン製の新型スマホ「ギャラクシーノート7」、米消費者委が全面使用中止勧告 過熱と爆発の恐れ…
韓国サムスン電子の新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」のバッテリー欠陥問題で、米消費者製品安全委員会(CPSC)は9日、過熱と爆発の恐れがあるとして、使用と充電の中止を利用者に勧告した。電源を切ることも求めた。
日米の航空当局が機内での使用中止を求めたのに続く措置。消費者委は場所を問わず全面的な使用中止を要請した。
サムスンは8月、この機種を米国や韓国などで発売。充電中にバッテリーが爆発したとの指摘を受け、9月2日にリコール方針を発表した。日本では発売していない。(共同)
(9月10日 産経新聞)
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