シャープが鴻海との趣旨交渉を打ち切り ~ 先に裏切って、「穏やかな出資+協業」から「100%乗っ取り」に舵を切り替えたのは鴻海。(2013/2/23)
こう来て、
産業革新機構がシャープに直接出資する案を検討な件について(2015/10/12)
こう来て、
今日。
シャープは先週までは、液晶技術を国外に流出させないという国の意向を反映し、「機構」から3000億円規模の出資を行う提案に基づいて、再建を進める方針でした。
しかし「ホンハイ」側が最終局面で、支援金額を大幅に上積みし、7000億円を超える規模の資金を投じることを提案したということです。
この結果、シャープは4日の取締役会で、支援額の規模でまさるホンハイに優先交渉権を与え、台湾資本の傘下で再建を目指す方針を決めました。
「身の処し方が、シャープやないなあ」
「すこぶる、ナマクラだね」
ゾンビ再生産機構、もとい産業革新機構からの出資を、安直に受けるのもどうかと思うけど、カネの多寡と自分たちの処遇の高低を天秤にかけて、簡単に股を開く先を変えるってのは、それ以上に下品過ぎやしないかい?シャープの経営陣ご一同。それも、股を開いた先は2年前に喧嘩別れした先やで?
「シャープさん、あいや、シャープ。支援金に目が眩み、よくも、よくも国を裏切ってくれたな」
「産革さん」
「離せこの売女め。お前とは今期かぎりだ」
「産革さん。潰れろ消えろは夜逃げの時に言う言葉。今の私にはいっそ外資に成れと言って下さい」
「ええい、離せ。離せというに。支度金に目が眩んで、あの成金の鴻海と身体を入れ替えたお前など、日本人が愛したシャープさんではないわ」
「そ、そんな。日本の雇用の維持にとしたことを、そこまでの言われよう。シャープは、シャープは悲しゅうございます」
シャープの言い分も分からんではないんだけどさー、多分、理解を得るのは難しいと思うよ。政財界のトップから市井の一般市民に至るまで。
経営不振に陥っている「シャープ」は、国と民間がつくる官民ファンド「産業革新機構」の提案に基づいて再建を目指すことにしていましたが、台湾の大手電子機器メーカー「ホンハイ精密工業」がここにきて支援金額をさらに上積みして、「機構」の支援額を大きく上回る金額での買収を提案したことから、4日の取締役会で「ホンハイ」に優先交渉権を与え、台湾資本の傘下で再建を目指す方針を決めました。
経営不振に陥っているシャープは、官民ファンドの「産業革新機構」と、台湾の「ホンハイ精密工業」から、それぞれ再建に向けた提案を受けて、水面下で主力銀行などと協議してきました。
シャープは先週までは、液晶技術を国外に流出させないという国の意向を反映し、「機構」から3000億円規模の出資を行う提案に基づいて、再建を進める方針でした。
しかし「ホンハイ」側が最終局面で、支援金額を大幅に上積みし、7000億円を超える規模の資金を投じることを提案したということです。
この結果、シャープは4日の取締役会で、支援額の規模でまさるホンハイに優先交渉権を与え、台湾資本の傘下で再建を目指す方針を決めました。
ホンハイは、先月末、経営トップの郭台銘会長みずからシャープの経営陣に対し、再建策を説明し、雇用も守るなどと強調していました。
この説明を受け、シャープは、ホンハイの豊富な資金力と、大口の取り引き先であるアメリカのアップルとの強い関係を活用することで、再建の可能性がより高まると判断したものと見られます。
(2月3日 産経新聞)
ここで「【MAD】プリンセスの条件」を紹介。
シャープのエライサンたちには、彼女らの様な熱さが足りない。
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