鳥取県人権条例 : 人権条例6月施行を 解放同盟が署名活動 「停止」の流れ憂慮
鳥取県人権侵害救済推進条例の施行停止条例案が二月県議会に提案されたことに対し、部落解放同盟県連合会など六団体は六月の円滑な施行を求める署名活動を始めた。
停止条例案の採決に向け、議会開会中に県議会と片山善博知事に署名簿を提出する。約一万人の署名を目指すという。
署名呼び掛け文によると、「社会矛盾の集中的な、はけ口として悪質な部落差別事件が発生しており、被差別当事者にとっては県独自の救済制度は迅速な救済につながるものとして期待している」として、六月一日の施行を求めている。(山陰中央新報)
1月末の同条例の事実上の凍結。せっかく正道に戻りかけた流れを乱すことは許されません。差別され「害」を被っている人々には、虚言に惑わされず、真に自分達を食い物にしている「連中」の正体を見極めて欲しいと思います。
でも、差別されている人々の心底に少なからず根付かされてしまっている「行政による蜜漬の某感情」がある限り、今後も状況は変らないのでしょうね。もちろん、社会の意識改革は可能です。何より、時間の流れの中、「意識されない」闇は光と同様に埋没する運命にある。北九州で長く育った神楽には、それがよくわかります。
ただ、それには時間がかかる。そしてその間に「連中」は肥え太り続ける。それがとても口惜しい。
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