【ウクライナ問題で米国にコビコビ】朴槿恵大統領@韓国、対ドイツ戦勝70周年記念式典@ロシアに出席せず【AIIBで中国にスリスリ】

 朴大統領め、日和やがった。

【対欧米戦線】プーチン大統領@ロシアが、第2次世界大戦終戦70周年記念行事に金正恩第1書記@北朝鮮と朴槿恵大統領@韓国を同時招待【再構築中】(2014/12/20)

 頼れる相手の少ない北朝鮮と、中国・米国からの影響を分散&低下したい韓国にとって、ロシアからのこの「メッセージ」は、渡りに船だろう。一方、この朝鮮半島2カ国への影響力を強めたい中国からすれば、ロシアのこの「アプローチ」は、今は小さな一手であっても、将来的にはかなり警戒すべき布石に見えるだろう。ロシアほどではないものの、中国も経済成長が減速している。この先、中露間の溝は間違いなく大きくなる。

 昨年末までは、この流れで形成されるであろう中露の隙に、日本がつけ込むチャンスが来ると思っていたんだけどなあ。AIIBがこっちの方で悪い方向に働いたか。

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 まあいい。「果実」をモノにするチャンスはまた訪れるさ。さしあたり、今月末の安倍総理の訪米効果に注目だな。

朴大統領 露戦勝式典に出席せず

 【ソウル=藤本欣也】韓国外務省は11日、モスクワで5月に行われる対ドイツ戦勝70周年記念式典に朴槿恵大統領は出席せず、大統領府の尹相現政務特別補佐官を特使として派遣することを明らかにした。ウクライナ問題でロシアを批判するオバマ米大統領は出席しない予定で、韓国も米国と足並みをそろえた。

 韓国国内では、北朝鮮の金正恩第1書記が式典に出席するとの情報があることから、南北首脳会談実現のために朴大統領の訪露を求める声も少なくなかった。

 報道によると、大統領府は最近の関係省庁会議で、(1)金第1書記の出席は現時点で確認されていない(2)米欧主要国の首脳が欠席する中で朴大統領が出席するのは適切ではない-などから朴大統領の欠席を決めたという。

 韓国政府は、米国が慎重な対応を求めていたにもかかわらず、中国主導で設立されるアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を決めた経緯がある。

(4月11日 産経新聞)

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