ISISが湯川遥菜&後藤健二両氏に死刑宣告な件について

イラク三馬鹿の時より泥沼化しそうな湯川遥菜拘束事件な件について(2014/8/18)

 これ、湯川くんがモノホンのイカレ野郎でも、本物の汚れ仕事担当工作員でも、後始末が大変だ。三馬鹿の始末の方が、「やらせ」疑惑も含めて連中の目的と属性が単純だった分、楽だったぞ。たぶん。

 第一報を聞いた時は、もう少し単純な事件だと思っていたけどなー。事実は小説よりヨルムンガンド。とりあえず、湯川くんは生きて帰ってこい。一億総ツッコミを入れられて晒し者にされるか、国内でも再拘禁されて一生表舞台に出てこれなくなるかは、事情を知る人次第だが、それでも帰ってこい。少なくとも向こうに身柄がある限り、末路は死刑一択なんだから。

 事件発覚からちょうど5ヶ月。予想通り泥沼化して、死刑一択なオチになりつつあるが、こんな予想当たったところで誰も幸せにならないよな。人質が1名増えているとあっては、なおのこと。

 ISISが提示した2億ドルってのが、声明通り「人質1人あたり1億ドル」ってだけなのか、安倍総理が発表した中東支援2億ドルにかこつけただけなのか、それは正直分からない。分かったところで、ISISの連中が1回の脅迫でいくつもの実利を狙っていることに違いはない。しゃぶり尽くす対象として、日本という弱気な金持ちは打って付けだという事実も変わらない。困ったもんだ。

 冷たいようだけど、仮に日本が2億ドル払ったところで、この2人は殺される。もしかしたら、もう殺されているかも知れない。脅迫動画の不自然さから考えるとその可能性すらあるけど、それを今検証しても意味はない。

 重視すべきは、2人をどう取り扱っても、ISISには何の不都合もないってことだ。仮に、対外アピールという儀式を完遂し、2人の首を刎ねた上で金をふんだくることができれば、ISISは目的を2つも達成できて2倍よし。金をふんだくれなければ、日本政府に2人の死の責任を被せつつ、うっぷん晴らしの虐殺もできて、こちらもそれでよし。どっちにしても、ISISにとって損はない。2人が殺された後、身代金を払ったか否かについて、立場上、日本政府が公式声明を出せるわけないことも織り込み済みだろうさ。

 日本人として湯川&後藤両氏の生還を希望はするが、日本政府は、善後策も考え始めておくべきだろうな。特に国内世論の分裂対策は、念入りに。ちなみに、

 安倍首相は、17日にカイロで行った演説で、イスラム国対策としてイラクなどに2億ドル程度の支援を行うと表明しており、声明は支援額と同額の身代金を要求した。これに対し、安倍首相はエルサレムの会見で、2億ドル支援は「避難民が必要としている人道支援だ」と述べ、予定通り実施すると明言した。

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「無意味な詭弁ね」

 お金に色なんてない。周りの敵国が日本からお小遣いをもらったら、浮いたお金で武器を買い、自分たちを殺しに来る。ISISがそう考えるのは当然だし、事実だろ。流石に安倍総理は、詭弁と分かりながらこんな戯言を口にしているんだろうけど、銃を持って乗り込まなければ敵視されないとか考えるほうが、お花畑の極致なんだよ。どこの誰とは言わんがな。

「イスラム国」日本人殺害警告=湯川さんら2人か-72時間以内、2億ドル要求

 【エルサレム時事】シリア、イラクで勢力を拡大する過激組織「イスラム国」を名乗るグループが20日、湯川遥菜さん(42)=千葉市出身=とフリージャーナリストの後藤健二さん=仙台市出身、1967年生まれ=とみられる日本人2人を人質に取り、身代金2億ドル(約235億円)を72時間以内に支払わなければ殺害すると警告するビデオ声明をインターネット上に公表した。イスラム国による日本人殺害警告が確認されれば初めてとなる。

 殺害警告を受けて、安倍晋三首相は菅義偉官房長官に対し、事実関係の確認に全力を挙げるとともに、関係国と協力し、人命第一に対応するよう指示。安倍首相は訪問先のエルサレムで記者会見し、「人命を盾に脅迫することは許し難いテロ行為で、強い憤りを覚える。直ちに解放するよう強く要求する」と表明した。政府は首相官邸の危機管理センターに対策室を設置した。

 イスラム国が投稿したとされるビデオ声明には、湯川さんらとみられる男性2人が写っており、オレンジ色の服を着て、砂漠で並んでひざまずかせられている。

 声明は「(安倍首相が)イスラム国から8500キロ離れた場所から、進んで(イスラム教徒を攻撃する)十字軍に参加を約束した」と非難。要求している2億ドルの身代金について、「1人1億ドル」と主張した。

 安倍首相は、17日にカイロで行った演説で、イスラム国対策としてイラクなどに2億ドル程度の支援を行うと表明しており、声明は支援額と同額の身代金を要求した。これに対し、安倍首相はエルサレムの会見で、2億ドル支援は「避難民が必要としている人道支援だ」と述べ、予定通り実施すると明言した。

 湯川さんは「民間軍事会社」を設立。2014年7月28日にトルコから陸路でシリアに入国し、イスラム国と交戦している反体制武装組織の部隊に同行、8月12日から14日にかけ、イスラム国がシリア北部アレッポ近郊で激しい攻撃を仕掛けた際に部隊からはぐれ、拘束されたとみられている。

 一方、後藤さんは映像通信会社を創設。14年10月、自身のツイッターを通じシリアで取材中と伝えた後、同月23日を最後にツイッターの更新が途絶えている。

(1月20日 時事通信)

 ここで「【第14回MMD杯予選】ほっぽや」を紹介。


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ほっぽ「自分、武器用ですから」

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