出るだろな。ボコ・ハラムか、アル・シャバブか、ヒズボラか、イスラム聖戦機構か、マフディー軍か、インディアン・ムジャーヒディーンか、ファクシか、東トルキスタンイスラム運動かは分からんが、日ごろの宗派間対立は横において、キリスト教世界vsイスラム教社会、搾取する加害者側vs虐げられる被害者側の、「グローバル聖戦」のリングを演出するために。
当然、各当事者の本当の目的は、宗教関連以外の方が大きいけどな。今回の連続テロにしても、イスラム国から「イスラム教過激派」の主役を取り戻したいアルカイダ系組織の、焦りなり嫉妬なりが根っこにあったんだろうし。そんな連中の本音を隠しながら暴れるには、宗教という奴は、実に使い勝手のいい代物だよ。人権や平等や平和や正義や正当性といった、耳障りの言いお題目と同様に。そして、「Je suis charlie!」を連呼する連中も含め、皆がみんなして、そのお題目に殉じた先には、
天国だな。アナキストやニヒリストには。
1/11追記
■【イスラム・パリ銃乱射】”Je suis charlie”を掲げることは卑怯な行為だ
本件に関して個人的に興味を惹かれた考察エントリー。ブコメと合わせて読むと、更に良し。
【パリ時事】フランス風刺週刊紙シャルリー・エブドの銃撃事件をめぐり、国際テロ組織アルカイダの強い影響力が浮かび上がってきた。主犯格とみられるシェリフ・クアシ容疑者(32)はアルカイダ系組織から資金や軍事訓練の提供を受け、この組織の指示で犯行を計画した可能性も浮上。テロの連鎖を防ぐには、過激組織と感化される若者との関係を断ち切ることも課題となる。
仏BFMテレビは9日、立てこもり中のシェリフ容疑者らと電話で接触した。その内容によると、同容疑者は、2011年9月に死亡した米国籍のイスラム教導師アンワル・アウラキ師の資金援助で11年にイエメンを訪問。テロ組織「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」から銃器の扱いなどの訓練を受けた。
シェリフ容疑者はやりとりの中で、仏国内でテロ活動を行うようAQAPから指示を受けていたことも明かした。同容疑者らは仏紙銃撃後、逃亡に使う車を奪った際、運転者に「俺たちはイエメンのアルカイダだ」とアピールしており、その心酔ぶりがうかがえる。
パリ政治学院のロラン・ボヌフォワ教授はAFP通信に「イエメンへの旅行は聖戦士の訓練にうってつけの機会となる」と指摘。過激思想に傾倒する若者がこうした国々を容易に訪れられる状態を放置すれば、聖戦士の「量産」を助長することにもなりかねない。
仏議会では14年11月、過激組織との接触が疑われる人物の渡航制限を柱とするテロ対策強化法が成立した。ある専門家は「『テロリスト予備軍』の出国を物理的に食い止める手段はまだ不十分だ」と語り、こうした動きが欧州各国に広がることを期待する。
(1月10日 時事通信)
ここで「【ロボ効果音】艦これ1話出撃シーンをガンダムにしてみた」を紹介。
違和艦が沈んでゆく…w
コメントを残す