良い風に考えれば、家族を大事にする孝の文化の精神が、悪い風に発露してしまった結果。悪い風に考えれば、身内以外には異常に厳しく、自業自得なんて関係なく、かかされた恨みを晴らすことに執念を燃やす恨の文化な根性が、いつも通りに暴走した結果。さてどっちだ?。どっちもか。
そもそも、虚偽陳述を強制された男性社員が真相を暴露したのも、自分が被った理不尽な扱いに対する「恨みはらさでおくべきか!」な要素が何割かは混じっているんだろうから、復讐心に凝り固まった趙専務に理解できない訳ないと思うがな。その前提条件の正当性はともかくも。それとも、「財閥の人間にあらざれば人間にあらず」の韓国じゃ、恨みの正当性でも、身分格差があるってか?。んなバカな。
それはそれとして、
ヒョンミン氏は問題のメールを送った日、部下らに別のメールを送り「間違った組織文化は1人によってつくられるものではない。全ての役職員の過ちだ」と主張した
利己的な動機に基づく連帯責任の押し付けってのには、軽く殺意を覚えるねえ。他人事ながら。
【ソウル=共同】大韓航空機内でナッツの出し方に怒って離陸を遅らせた同社前副社長、趙顕娥(チョ・ヒョナ)容疑者(40)が航空保安法違反容疑などで逮捕された事件に絡み、趙容疑者の妹で同社専務の顕●(日へんに文、ヒョンミン)氏(31)が12月中旬に、趙容疑者に代わり「必ず復讐する」との携帯メールを姉に送っていたことが分かった。韓国紙ハンギョレ新聞が31日報じた。
復讐の対象は報じていないが、趙容疑者が飛行機から降ろした客室サービス責任者の男性に人事で懲罰を加えることを意図していたとの見方が広がっている。趙姉妹は同社の経営トップの娘。
この男性は「趙容疑者の行動に問題はなかった」との虚偽陳述を大韓航空幹部から強要されたと暴露していた。
ヒョンミン氏は31日朝、自身のツイッターに「幼稚な私の過ちです。どうか許してください」と書き込んだ。
ヒョンミン氏は問題のメールを送った日、部下らに別のメールを送り「間違った組織文化は1人によってつくられるものではない。全ての役職員の過ちだ」と主張したことも発覚している。
(12月31日 日本経済新聞)
コメントを残す