石井一＠民主党が「拉致被害者はとっくに死亡」発言な件について

　よりにもよって、「国政で顕著な功績を挙げた者」として自分に贈られた旭日大綬章の記念パーティーで、こういうこと言っちゃうんだから、ブラックすぎるわー。

　仮に、拉致被害者が既に死亡していることが事実だとしても、日本と北朝鮮が「被害者が生存していること」を前提に調査しようとしているのに、なんでこのタイミングで、被害者側の方から身内の足を引っ張るようなマネをするかな。この発言が、身内の今後の政治活動にどう影響するか考えないのかな。福井県や沖縄県の知事選を控えているこの時期なのに、5年前の長崎県知事選での「それなりの姿勢」失言から、何も学んでないのかな。

「自分、朝鮮半島問題研究会の顧問だったし！そもそも、日本人のことは身内と思っちゃいねーし！」というのは無しですよ。一応。

　世論や拉致被害者家族の心情に対する一個人としての想像力の欠如もそうだが、引退したとはいえ、元・大物政治家やで？。大衆からのリアクションに対するセンスの欠如に呆れるわ。それとも、ヤクザメンタルとパチ屋＆マルチ利権でブイブイいわせるのが信条だった人に、まともなセンスを期待する方が間違いとか？。

　あり得るな。

拉致被害者「とっくに死亡」＝石井一元議員が発言

　政界を引退した民主党の石井一元自治相は２９日、神戸市内で開いた自らの旭日大綬章記念パーティーで、北朝鮮による日本人拉致問題について「日本政府は（拉致被害者の）横田めぐみ（さん）その他を返せと騒ぎまくっているが、とっくに亡くなっている。違和感がある」と発言した。

　石井氏は、出席者に配布した「私の主張」と題した文書でも、「北朝鮮が一度死亡と発表した方々を改めて生存しているとする可能性は、とても低いのではないか」と指摘した。北朝鮮からの再調査報告を控えた時期だけに、関係者らの批判を招く可能性もありそうだ。

　記念パーティーには民主党の海江田万里代表も出席した。

（8月29日時事通信）

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