E・スノーデンをUSAの敵に正式認定した米国の愚な件について

 「中国とのWスパイ説」「事態の黒幕のマリオネット説」も含めて、ヲタクのエドワード君が被っている「仮面」の実相が、いまだに良く分からんのに、米司法省がやらかした今回のチョンボ要求。

 これで、米中&香港の関係者はまた身動きが取りづらくなった。状況の推移を見ているものとしては、

f:id:kagura-may:20130623145118j:image

 「実に不愉快極まる行為です」(あれ?作品違ぇ)

 NSAとCIAの、どちらがこのポカな筋書き書いたか分からんが、今回の要求で、米国はエドワード君を「誇大妄想ヲタク」ではなく「米国の敵」と正式認定してしまった。

 そればかりではない。政治犯としての逃げ道を彼に作ってしまったことで、強制的に米国に強奪することもできなくなった。まことに愚かな判断だったと言うしかない。

米政府、香港にスノーデン容疑者の引き渡し求める

 ワシントン(CNN) 米政府は23日までに、米国家安全保障局(NSA)による情報収集活動を米英紙に暴露した米国人エドワード・スノーデン容疑者(30)が滞在しているとされる香港に対し、同容疑者の身柄引き渡しを請求した。米政府高官が明らかにした。

 スノーデン容疑者は、米政府所有物の窃盗とスパイ活動の罪で連邦地裁に訴追されている。米政府はこの訴状と、香港との間で結んだ犯罪者引き渡し協定を根拠に、引き渡しを請求した。同高官は「香港がただちに応じなければ米国との関係に影響するだろう」と警告した。

 米紙ワシントン・ポストによると、政府はこれに先立ち、香港当局に暫定的な逮捕状に基づく同容疑者の拘束を求めていた。

 引き渡し協定は、香港が中国に返還される直前の1996年に調印された。ただし、この協定は政治犯罪の容疑者を対象外としている。スパイ活動が政治犯罪とみなされれば、香港側がスノーデン容疑者の引き渡しに応じないこともあり得る。専門家の間では、米司法省が同容疑者をスパイ罪で起訴したのは失策だったと批判する声も上がっている。

(6月23日 CNN.co.jp)

 まあ、どちらにしろエドワード君は、米中の情報戦の駆け引きの狭間に、ポッと出てきた1つのイレギュラーなコマに過ぎない。今のうちに彼は、ネットで日本のアニメを好きなだけ堪能しておくんだな。今冬のクールを観れる保証は無いんだから。

 ここで「東方MMDで有名少女ダンサーとかを再現したかったんだが・・・」を紹介。


D

努力って才能だよなあ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です