アルミ格子、針金だけで固定か=「プール開き当初から」-埼玉小2女児プール事故

 埼玉県ふじみ野市の市営大井プールで、同県所沢市の小学2年戸丸瑛梨香ちゃん(7つ)が吸水口に吸い込まれて死亡した事故で、外れていた吸い込み防止用のアルミ製格子が、4隅を針金だけで留め固定されていた疑いがあることが1日、分かった。埼玉県警捜査1課と東入間署は、施設管理がずさんだったとみて、業務上過失致死容疑で裏付けを急いでいる。

調べによると、アルミ製格子は縦横約60センチ。吸水口を覆うように2枚並べ、それぞれ4隅をボルトで取り付ける構造だった。

しかし、同課などが、ふじみ野市から管理委託されている民間会社「太陽管財」(さいたま市北区)の関係者から事情聴取した結果、事故当時外れていた1枚は、少なくともその一部が針金で止められていたことが判明。「格子は7月15日のプール開きから、4隅を針金で留めるだけで固定されていた」との証言も得られたという。

ただ、関係者の間で話に食い違いもあり、針金で格子を固定した時期や、ボルトの有無、格子が外れた経緯などについて、解明を急いでいる。

(時事通信) – 8月1日

「掃除か点検の時にボルト紛失→針金で留めとけ!→針金緩んで格子脱落→事故発生」ってとこでしょうか? ボルトを紛失した際の当事者が誰だったか、醜い責任の押し付け合いが始まるんだろうなあ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です