<欽ちゃん球団>「やるぞ」新潟で萩本監督 存続の方針 

 所属選手の不祥事から、19日にチームの解散を表明していた社会人野球のクラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ(GG)」監督でタレントの萩本欽一さん(65)は22日、一転して解散を撤回し、チームを存続させる方針を明らかにした。

萩本さんは、新潟県魚沼市で行われた震災復興野球大会で、集まった約4000人の観客に「これだけ応援されたら、野球やらなきゃな。やるぞ」とあいさつ。試合後「誰が何と言っても、復活です。何があっても死ぬまでやる」と話した。

解散宣言後、球団本拠地の茨城県稲敷市やキャンプ地の宮崎県日向市などで存続を求める活動が広がり、2日間で1万人を超える署名が集まった。また球団事務所にも存続を求めるメールなどが多数寄せられていた。

この日、萩本さんは「やめないで」と声援を送る観客に「悪い夢を見てたんだな。みんな応援してくれるんだから、つらいこともあるけど、そんなに簡単に捨てちゃダメだよな」と涙で話した。

試合は元ヤクルトの青島健太さん(48)が監督の企業チーム「セガサミー」戦。「これまでのGGは終わり」とまず九回の表裏を行い、「新生球団」として再開した。

試合後「やめることがどのくらい迷惑をかけるか(分かった)。個人的に責任を取ったという気分はない。今も申し訳ないと思うが、また野球をやって喜ぶ人の顔が見られる」と話した。今後、自ら関係者を回り、謝罪とお礼を行うという。

チームの女性選手、片岡安祐美さん(19)は「他でやることは考えてなかった。本当に良かった」。中心選手で元オリックスの副島孔太さん(32)は「全日本クラブ選手権(8月)に向けて頑張りたい」と話した。

稲敷市から駆けつけた稲敷後援会の木沢安司さん(66)は「みんなで泣きました。昨日まではどうしようと言っていた。本当にうれしい」。子供2人を連れて観戦に来ていた地元の主婦、高木和枝さん(39)は「欽ちゃんが悪いわけではないし、選手も野球が好きでやっている。続けてほしかったので良かった」と話した。

萩本さんは、メンバーだったお笑いコンビ「極楽とんぼ」の山本圭一さん(38)が遠征先で少女に性的暴行を加えた疑いで警察の事情聴取を受けたのを受け、19日、「大好きな野球だけどやめます」と解散を表明していた。【山本亮子、神田順二】

(毎日新聞) – 7月22日

「想定の範囲内」のリアクションその2。予想通り「集まってくれたファンに感激して解散撤回」の図ですか┐(´-`)┌ ヤレヤレ。と言っても、先の発言の本気度を演出するためには、もう少しタメを作らんとダメでしょ? 思いのほか芸が無いなあ(笑)>萩本氏。それとも年をとって空気を読み続けるスタミナが減退しているのかな?。

ともあれ、本来なら監督責任を問われるはずなのに、それに気付いた側も現在の状況下ではそんな問題提起なんてできようはずも無く、萩本氏は監督続行(当然のように萩本氏も自分からは辞任の意向を口にせず)。

先にチーム解散なんてのを「取引」材料に出して世論を味方につけたおかげで、その問題が解消されたら、よりグレードの低い問題(監督の責任問題、呑みに同席していた他メンバーの処罰)は問う必要がないかのような「空気」を演出することに成功している。いやいや、世間一般から見てもかなり上位の部類に入るメディア・世論操作のテクニックですね。さすがは「大将」。

さて、次の注目の一手は山本圭一の処遇についてですか。数ヵ月(人の噂も75日)後どこかのタイミングで「禊終了&お詫び」イベント(試合)打って、萩本氏&山本圭一がスタンドに向けて土下座&スタンドから暖かい拍手&めでたく山本圭一復活…なーんて茶番がありそうな気がしますね。

でも、神楽はそれでいいと思いますよ。だって、その程度の茶番なら誰も不幸にならないから。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です