そう考えた瞬間、今回通りがかった狐さんの正体=ショタ狐に脳内変換した俺、マジ末期。
そういや、今回おかーさんの「虫怖い!」シーンなかったね。
- 個人的に、今日の「このお婆さんにしてあの孫かあ…納得」タエお婆ちゃん@CV松尾佳子女史(!)みたいな、静かな強さと理解力と包容力を併せ持つ大人が出てくるお話は、超好み。だからと言う訳じゃないけど今回、プリキュア要素、少なくとも戦闘シーンを思い切り良く「無し」にして、お婆ちゃんとの交流描写オンリーにしていたら、これまでにない凄い回になったんじゃないか?と思う次第。例えば「おジャ魔女どれみ」の原田知世魔女回のような。
- 販促上、バトルは切れないんだろうけど、タエお婆ちゃんの度量にウルフルンさん@CV志村知幸氏も降参して、「ちっ、しょうがねえなあ。今日だけは休戦だ」と言って、プリキュア部と一緒に縁側で稲荷寿司を頬張る図とか観たかったなあ。
- 一方で、今回は一部テンプレで良かったかもと思いもしたり。今後の布石として使われるかどうかは分からないけど、山の聖域と人間の間をつなぐ巫女的な役割を果たしている(ように見受けられる)タエお婆ちゃんが、今回正体や底を見せずに、その協力者の力を以ってバッドエンド王国側を一蹴したことは、今後の物語の幅を広げる要素になったから。今回「プリキュア部が謎の存在のサポートを得ながら勝利する」というトラックレコードを積んだことは、最近単調化しているプリキュア・レインボーバーストまでの流れに、少しメリハリをつけられる可能性にも繋がるから。
- ていうか、「中立かつ絶対優位な第三勢力」の存在ってゾクゾクするよね。「幽遊白書」の魔界編みたいに、主人公も敵勢力も絶対的な存在じゃないってだけで、物語が引き締まるわー。「ピエーロ?あいつ、今は皇帝なんて名乗っちゃいいるけど、昔はワシらとここらでつるんで悪さをしておった、ただの悪ガキよ。ガハハ」なんて言いながら天狗さんが登場したりしたら、思わずウレションしてしまいそう。
- でも、子供たちへのお礼の品として、お餅やお魚はともかくお酒はどうかと思うの(笑)>第三勢力の皆さん。
- 今日のプリキュア部は基本脇役。一人一人にそれなりに見せ場はありましたけどね。例えば、「スイカを志村けん食いする」キャンディ@CV大谷育江女史とか、「何となく感覚で妖怪たちの支援の存在を感じ取った」日野あかね嬢@CV田野アサミ女史とか。
- 一方で、星空みゆき嬢@CV福圓美里女史の「都会で一緒に暮さない?」は、正直余計だったと思うの。これ、成田節の暴走だろ。親の代理として中学生に言わせることじゃないよ。まして、友達連れで。今回の彼女は、ラストの「ひみつ♪」をはじめ「大人の階段昇る少女」な良シーンが多かっただけに、その設定が少し悪い風に使われたような気がしてイヤン。
- 今回の主役はタエお婆ちゃんと、「暑さでヘタれて半分スライムになり」「河童に襲われてパニクり」「濡れ濡れブーツをはき直して体勢を立て直すも」「『繰り返しは基本』経由でタエお婆ちゃんに完全敗北」挙句に「捨て台詞の木霊を残しながら去って行った」ウルフルンさん。な、なんてあざといんだ!。この狼さんは!。
- それはそれとして、タエお婆ちゃんのお手伝いを自発的に始める緑川なお嬢@CV井上麻里奈女史は、本当に偉いな。異論は認めない。あと、デニムスカパンからスラリと伸びるなお嬢のお御足は、本当に美しいな。こちらも異論は認めない。
- 今日のキュアピースじゃんけんは前回に続いてパー。今日で対サザエさん戦10勝到達か?。
- EDは、キュアピースとキュアビューティの2ショット。え?ピースサンダーって、そのポーズすると自動発動なの?あぶねー(笑)。
- 次回予告。恒例(?)の肝試し回。なおかーさんがお化けにもヘタレなのは、透明人間回や今回のこと(河童怖い)もあって、想定内だったけど、みゆき嬢もオカルトはダメなのか。ちょっと意外。で、ちょっと意外どころじゃないのが、青木れいか嬢@CV西村ちなみ女史と黄瀬やよい嬢@CV金元寿子女史。特に黄色。お前は何でそんなに嬉しそうなんだ!?。
- 今回は、成田良美脚本×境宗久演出&絵コンテ×稲上晃作監。展開にメリハリあり、ギャグあり、今後への布石あり、プリキュア部の萌え描写あり、ほんのり日本の原風景あり。卒のない良エピソードでした。流石はベテランのお仕事。感服です。
- ときに、タエお婆ちゃん在住の田舎のモデルってどこだろう?。山の形から推測できないかあ。
>今日のキュアピースじゃんけんは前回に続いてパー。今日で対サザエさん戦10勝到達か?。
サザエさんもパー。キュアイカ娘、一気呵成の10勝到達はならず。通算成績はキュアピースの9勝6敗9分け。