問題はIPO候補企業50社の顔ぶれ

去年の大塚HDやNEXONのような大物企業でIPOしていないとこって、あんまり思いつかないんだよなあ。MBOした後の再上場銘柄くらいじゃね?、確実な大物候補は。証券市場特に前の株主からどう観られる銘柄になるかは、分からんけど。

ここ数年のIPO市場の低迷とアジア新興市場の活況に不安を覚えた東証が上場基準の緩和に乗り出すようだけど、いい出物候補が揃わんと意味はない。まずは投資したくなるような企業や産業の育成が重要。IPO企業数の増減は、その結果を示すバロメーターの1つでしかないよ。

今年の新規上場、3割増に=金融緩和と景気回復期待で

ベンチャー企業などが証券取引所に株式を上場する新規株式公開(IPO)に回復の兆しが見え始めている。昨年末から今年1月にかけては、市況悪化を受け延期が相次いだが、世界的な金融緩和や景気回復期待を背景に、今年は昨年より3割多い「50社程度」(東京証券取引所上場推進部)の上場が見込まれている。

IPOは経済の活力を図る目安とされ、ピーク時の2000年は204社に上った。リーマン・ショック後の09年は19社、10年は22社に落ち込んだが、11年はスマートフォン(多機能携帯電話)関連や薬品関連など業績が景気や為替相場に大きく左右されない業種を中心に37社に増えた。

(2月26日 時事通信)

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