1週間前のこのエントリーを書いた時は、まさかこんなに早く&決定的な「東京都vsコンテンツ業界」対決が観られるとは思いませんでした。明日のコミケ79開催に発表を合わしたのかも知れませんが、現実は常に想像の斜め上だなあ。
来年の3/26-27は普通に考えれば「幕張圧勝、ビッグサイト惨敗」でしょうが、石原閣下のことだからタダじゃ済まないだろうなあ。メンツ潰されて、笑って終わらせるタイプの人間じゃないもん。今回のトバッチリを食うこと必定なコミケも、今のうちから本格的に疎開先を探した方がいいんじゃね?
<都青少年育成条例問題>角川書店など8社が千葉・幕張でアニメフェア対抗イベント
マンガの販売規制を強化する東京都青少年健全育成条例改正問題で、アニプレックスや角川書店などアニメ関連企業8社は、11年3月26、27日に、千葉市美浜区の幕張メッセで共同イベント「アニメコンテンツエキスポ」を開催すると発表した。都などが主催し、同月24~27日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれる「東京国際アニメフェア」への事実上の対抗イベントとなる。
同条例については、集英社と小学館、講談社などマンガ出版社10社でつくる「コミック10社会」が抗議し、フェアへの出展を中止することを表明しており、事務局を務める日本動画協会も21日、条例改正を「極めて遺憾」とする声明を発表して「実質的には実行不可能な事態になる」との見解を示していた。
「アニメコンテンツエキスポ」準備委員会は、アニプレックス、角川書店のほか、アニメイト、キングレコード、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン、フロンティアワークス、マーベラスエンターテイメント、メディアファクトリーの8社で構成。なお、8社ともアニメフェアへの出展を取りやめている。
準備委は、アニメフェアの歴史や意義を高く評価し、事務局として貢献した日本動画協会にも敬意を表するとしながらも、ファンの意向もふまえ、新作を何らかの形で発表する場を探していたという。賛同する企業の輪を広げたいとしており、幕張メッセを1ホール仮押さえした。なお、詳細については11年1月から順次発表するとしている。(毎日新聞デジタル)
(12月21日 読売新聞)
この泥仕合がどういう結末を迎えるかはまだ分かりませんが、今度の都知事選で(多分出馬するだろう)東国原英夫氏が本件についてどういう公約を発表するか、ちょっと興味津々だったり。
彼の売りである「宣伝マン知事」としてのキャラクターを前面に押し出すとしたら、有明はもちろんアキバや池袋のヲタ文化をセールスするためにも、青少年健全育成条例について見直そう的なことを言いだす可能性はありますよね。一方で彼の「前科」からすると、エログロ系のネタに触れるのはいかにもタブー。東国原氏というよりそのまんま東氏は、このジレンマをどのようにスルーするのか。さてさて。
ここで「MAD】侵略!イカ娘「DARKER THAN IKACK -白の侵略者-」」を紹介。
「イカ娘」の汎用性の高さはザクII並み。それにしても最後のDVDチャプター仕様は凄過ぎる。
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