【もう既に】「第3の軍事革命」のAI兵器「自律型致死兵器システム(LAWS)」、規制へ国連総会決議…ウクライナの戦場「実験場」に【手遅れな気がするんだぜ】

AIが暴走して世界が破滅する未来まで後数年しかない予感がプンプン。

「第3の軍事革命」のAI兵器、規制へ国連総会決議…ウクライナの戦場「実験場」に(2023/12/23 読売新聞)

 【ニューヨーク=金子靖志】国連総会は22日の本会議で、人間が関与せずに人工知能(AI)が標的を選択して殺害する「自律型致死兵器システム(LAWS)」に関し、国際的なルール作りを進める決議案を採択した。LAWS関連の総会決議は初めて。戦地でLAWSが実用化されるとの懸念が高まっており、規制の議論を急ぐ。

 決議案はオーストリアが提出した。採決では、日米など先進7か国(G7)を含む152か国が賛成した。AIの軍事利用に積極的なロシアやインドなど4か国が反対し、中国やイスラエル、イランなど11か国が棄権した。

 LAWSは短時間で膨大な情報を処理し、AIが判断して攻撃する。実用化されれば、火薬や核兵器に続く「第3の軍事革命」になるとも言われる。AIの一方的な判断で、民間人を巻き込む誤爆や暴走など紛争が一段と深刻化する恐れがある。ウクライナの戦場などがAI兵器の「実験場」となって飛躍的に技術が進展しており、LAWSの実用化につながる可能性が指摘されている。

 決議では、国連憲章や国際人道法などがLAWSにも適用されると確認した上で、LAWSが軍拡競争や紛争を招き、テロリストらに拡散する事態への懸念を表明した。LAWSの課題に関する国連加盟国の見解をまとめ、来年9月に始まる次期会期に報告書として提出するよう国連のアントニオ・グテレス事務総長に求めた。グテレス氏は2026年までにLAWSを法的に禁じる枠組みを創設するよう求めており、採択を受け規制に向けた議論を加速させたい考えだ。

 AIで先進的な技術を握る米国と中国は、LAWSを巡る規制の必要性では一致しているが、ロシアは規制に反発している。今後の議論は曲折が予想される。

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