日本でもDQNな親に付けられたと思しきDQN名の子供について、彼らの育成環境と将来とを危ぶむ話がネットで流れたりしていますが、実際、米国ではDQN名を付けられた子供は犯罪に走りやすいという統計結果が出ていたとか何とか。
奇妙な名前を付けられた子どもは犯罪に手を染めやすいことが統計で証明される
最近、日本でも名前に当て字や難読漢字などを用いることが多くなり、中には「光宙(ぴかちゅう)」や「愛富(あとむ)」など一見しただけでは読み方や性別が分かりにくいものが増えてきているそうです。
これらの名前については賛否両論でありしばしばネット上で議論になっていますが、アメリカで「奇妙とされる名前」をつけられた子どもの統計をとると興味深い結果が現れたそうです。
詳細は以下。
Odd first names linked to criminality – Washington Times
Do odd names make boys go bad? – OrlandoSentinel.com
フィラデルフィア州シッペンズパーグ大学のデービッド・カリスト教授がSocial Science Quarterlyに発表したところによると、あまり一般的でなかったり、異性的な名前を付けられた子どもほど、人種に関係なく少年犯罪に関わる傾向が強いということが明らかになったそうです
調査ではアメリカで見られる15000の名前について知名度を設定。例えばMichael(マイケル)の知名度を100とした場合David(デイビッド)では50、Alec(アレック)、Ernest(アーネスト)、Malcolm(マルコム)、Tyrell(タイレル)では1となったそうです。そしてこの知名度が10%上がると4%犯罪率が低下するということが分かりました。
もちろん、名前と犯罪率の関連についての統計をとる際には様々なバイアスも考えられ、例えば交通検問の警官が珍しい名前ほど車内検査を行う率が高いために犯罪を見つける率も上がってしまうということも考えられます。またFBIが指名手配している凶悪犯のリストにも一般的な名前が並んでいます。
カリスト教授は「名前が犯罪傾向の直接の原因というわけではなく、つけるべきではない名前のリストを作るのは統計的には問題がある」としながらも「例えば劣悪な家庭環境であったり、経済的不遇であったり、両親が離婚していることなど、あまり一般的でない名前の付け方と犯罪の要因となるような社会的環境には何らかのつながりがあるようだ」と語っています。
(7月7日 GIGAZINE)
記事中にもあるように、統計上色んなバイアスがかかっている可能性もありますから、一概に「DQN名の子供はやっぱりDQN」というわけではないでしょう。むしろ、命名権も含めて子供を自分達の玩具か自己満足の具にするようなDQN親に育てられれば、どんな優れた素養の子もスポイルされてDQNになるか、よくても社会的マイノリティになるという、極めて当たり前のロジックの帰結なだけかと。
今日の一銘柄
- 日本ケミカルリサーチ(4552):遺伝子組み換えヒト成長ホルモン製剤が主力、希少疾病薬の開発にも注力。開発要員が4割強。6月の急伸も一巡かと思ったらもうひと山ありそうですね。7/7日終値は前日比18円高の622円。7月第4週中の目標株価700円。向こう半年間の目標株価1,000円。
ここで脈絡無く「【MAD】とある魔術の禁書目録「Re-sublimity」」を紹介。
あれ?…巫女?シスター?(^^;。とりあえず一次予選04組は地獄だぜ!(笑)>最萌。
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