村上世彰氏が率いるM&Aコンサルティング(通称・村上ファンド)が阪神電鉄株を大量保有したことを受け、阪神球団の星野仙一シニアディレクター=SD=(59)は二十四日、兵庫県芦屋市内のホテルで記者会見し、村上ファンド側が六月二十九日に開かれる株主総会で取締役の過半数を占めて経営権を握った場合は「けじめをつける」と、SDを辞任する意向を明らかにした。すでに牧田俊洋球団社長にも伝えているという。
星野SDは会見で「タイガースを愛しているが、辞めないと村上(ファンド)に協力することになる。(経営権を握った)村上に牛耳られて『ああでもない、こうでもない』と言われることを思えば、(辞任は)考えるまでもなく即決だ」と断言した。
また、連覇を狙うチームについては「球団も選手もしっかりしている。おれが抜けてもこのまま走っていくと思う」と話した。村上ファンドの阪神株保有について、星野SDは十五日の定例役員会終了後に「天罰が下る」などと発言していた。
(産経新聞) – 5月24日
効くはずの無いハッタリが効かなくても失うもの無し。万一何らかの効果があったらめっけもの。少なくとも世間のシンパシィは集められるから、再就職先も引く手数多。このオッサン、相変わらずの商売上手ですね。村上氏よりよっぽどビジネスセンスがありますわ。誉めてなんぞはやらんけど。
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