【コロナへの耐性をつけるのが早いか】九大とKAICO、「カイコのまま食べるコロナワクチン」の開発に着手か【昆虫食に慣れるのが早いか】

今後はマウスを使って実験し、臨床試験(治験)を行う。注射が主に想定されるが、サナギの状態を食べることで腸から吸収されることも期待できるという

食べられるコロナワクチン(ただし昆虫)。

近い将来、世界人口の急増や水資源・飼料の不足から、肉や魚から摂取できる人類1人あたりタンパク質の絶対量は減少を余儀なくされる。つまり、手っ取り早いタンパク質として虫を食わなきゃならん時期が到来する。Withコロナも併せた、来るべきニューライフに今から慣れておく意味からも、今回九大のグループが開発しようとしている「食べられるコロナワクチン」は有用な食材と言える。

え?昆虫食気持ち悪い?大丈夫大丈夫。

肝心なのは慣れですよ。慣れ。

カイコのまま「食べるコロナワクチン」視野 候補のタンパク質、九大など開発

九州大と九大発のベンチャー企業「KAICO」(カイコ)は26日、新型コロナウイルスのワクチン候補となるタンパク質の開発に成功したと発表した。同大農学研究院が飼育しているカイコ約450種の中に、このタンパク質を大量に作れる種があることを発見。将来的には、カイコのまま「食べるワクチン」の開発も視野に入れている。
開発したのは、ウイルスの表面にあるスパイクのような形状の「Sタンパク質」。公開されているウイルスの遺伝子情報を、昆虫に主に感染するウイルスに組み込み、カイコに注射器で注入すると体内にSタンパク質が生成された。
新型コロナウイルスは、Sタンパク質が人の細胞表面のタンパク質と結びついて感染するとされる。ワクチンとして事前に摂取しておけば、免疫がその特徴を覚えて抗体ができ、本物のウイルスが入ってきた時にブロックするという。
同大は100年以上、カイコを飼育し、医薬品の開発に活用してきた。カイコは人工飼育で容易に増やすことができ、大量生産にも向いているという。
今後はマウスを使って実験し、臨床試験(治験)を行う。注射が主に想定されるが、サナギの状態を食べることで腸から吸収されることも期待できるという。
同大農学研究院の日下部宜宏教授(昆虫ゲノム科学)は「大量に安く作ることを優先させている。どの国でも使えるワクチンにしたい」と述べた。 (四宮淳平)

(2020/6/27 西日本新聞)

ここで「世界終焉の日」を紹介。

何事も慣れよ慣れ。

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