スポーツ中継系での暴走っぷりには定評があるTBSなので今更驚きはしませんが、亀田劇場への執着が鮮明になって以来、さらにその色彩がドギツクなってきているような気がしますな。
もっとも、一連の石川遼選手関連騒動では、TBSの下品さよりもハンカチ王子騒動以来のミーハー連中の暴走の方が鼻につきます。亀田一家と違って石川選手の立ち振る舞いが比較的真っ当なだけに尚更。
TBSの情報番組「ピンポン!」が、ゴルフの石川遼選手のプレー中の声を拾うため、同伴競技者に小型マイクを装着するよう依頼していた問題で、同局の井上弘社長は6日の定例記者会見で「非常に腹立たしく不愉快。石川選手には大変迷惑をかけた」と謝罪。関係者の処分も検討していることを明らかにした。
TBSによると、依頼を行ったのは、番組制作会社所属のディレクター。関東アマチュア選手権に出場している石川選手の3人の同伴者のうち1人に実際に依頼を行ったほか、他の2人にも接触を図っていた。
謝礼支払いの有無について、依頼を受けた同伴者は「謝礼の話があった」と説明しているが、ディレクターは否定しているという。また、プロデューサーほか番組の責任者は、ディレクターが依頼を行ったことを知らなかったという。
(6月6日 読売新聞)
8日にTBSへの対応協議=関東ゴルフ連盟
TBSの情報番組「ピンポン!」などが、ゴルフの関東アマチュア選手権(4-7日、千葉CC梅郷)で不適切な取材活動をしていた問題で、主催者の関東ゴルフ連盟は6日までに、8日の広報委員会でTBSへの対応を協議することを決めた。同連盟によると、TBSは既に連盟に謝罪したが、広報委にも担当責任者が謝罪に訪れる見込み。
「ピンポン!」は注目の15歳、石川遼選手(東京・杉並学院高)の声を録音しようと同じ組の選手に小型マイクの装着を依頼して拒否されたほか、同局の報道番組「イブニング5」も無断で競技中にヘリコプター取材をしていた。
(6月6日 時事通信)
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