フィギュアスケート四大陸選手権、女子は日本勢が10年ぶりの表彰台独占 ~ 浅田真央の圧倒的な強さもさることながら、演技後、周辺関係者への礼を欠かさない鈴木明子の大人ぶりに感心した大会

 鈴木さん、本当に来季で引退しちゃうの?。もったいない。

<フィギュア>浅田、自己ベストに迫る高得点で優勝 鈴木、村上とワンツースリー

 ◇4大陸選手権最終日・女子フリー(大阪市中央体育館)

 フィギュアスケートの4大陸選手権は最終日の10日、女子フリーが行われ、前日のショートプログラム(SP)で首位の浅田真央(中京大)がフリー130.96、総合205.45で3回目の優勝を果たした。浅田はSPで2年ぶりに決めたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は両足着氷となったが、3-3回転のコンビネーションジャンプなどを決める充実の内容。10年バンクーバー冬季五輪で記録した205.50にはわずかに届かなかったものの、圧倒的な演技で他を寄せ付けなかった。

 2位にはフリー124.43、総合190.08の鈴木明子(邦和スポーツランド)、3位にはフリー116.99、総合181.03の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)が入り、日本勢が表彰台を占めた。鈴木と村上の得点はともに自己ベストを更新した。3月の世界選手権(カナダ)に向けて勢いのつく結果となった。

 女子フリーの前に行われたペアはSP1位のミーガン・デュハメル、エリック・ラドフォード組(カナダ)がフリーで128.74をマークし、合計199.18で初優勝した。日本勢は出場しなかった。【毎日jp編集部】

(2月10日 毎日新聞)

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