実際のところビジネスデイも、会場はどこからか券を入手したヲタで埋まっているわけで(笑)。一般公開日とあんまりかわらんと言うかなんと言うか。
むしろ、神楽がこっちの担当だった時は、一般来場者の反応を見ながら話が出来る一般公開日の方が意味あったけどなあ。この業界、交渉時における肌感覚in現地の共有って結構大事だし。
東京ゲームショウを主催する社団法人コンピューターエンタテイメント協会(CESA)は、2007年開催の「東京ゲームショウ2007」の会期をこれまでの3日間から4日間に延長すると発表した。
延長されるのはこれまで初日金曜日に設けられていたビジネスデイで、2007年は木曜日スタートに変わりビジネスデイは2日間に増える。一般公開日はこれまで通り2日間となり、合計4日間での開催となる。
具体的な日程は9月20日(木)~23日(日)まで、会場はこれまで通り千葉県の幕張メッセである。
CESAによればビジネスデイの拡大は、国内外からの出展社、来場者が、これまで以上に十分な商談や情報収集が行なえる環境を作るためとしている。
また、今年は国際的なトレードショウとして機能を高めるため、さまざま新施策を実施するとしている。
今回のビジネスデイの拡大には、ふたつの側面があると考えられる。ひとつは今年の秋に実施される大型イベント「国際コンテンツカーニバル」との連携である。国際コンテンツカーニバルは国の支援も受けたコンテンツ産業振興の一大イベントとして実施予定である。
東京ゲームショウ2007はそのオープニングを飾る重要イベントになるとも言われており、産業振興からもビジネス強化を打ち出す必要があるためである。
もう一点は、ゲーム業界の世界的なトレンドをリードしてきたアメリカ・ロサンゼルスの大型ビジネスショウ「E3」が、今年から大幅に縮小されることである。東京ゲームショウは、このE3の持っていたゲームビジネスのトレンド発信機能を取り込みたいと考えている。
そこで課題となるのが、東京ゲームショウの「コンシュマー向けは強いがビジネス機能が弱い」とするこれまでの評価である。今回、ビジネスデイを1日拡大するのは、ビジネスイベントとしての転換を目指す東京ゲームショウの意欲の表れである。
(アニメ!アニメ!ニュース 2/1)
コメントを残す