そりゃ、国政司る立場からすれば国民の人口なんて統計上の数値でしかない。その数値としてデジタルに把握しているリソースを、どう増やすか、有効に活かすか、効率的に運用するかを淡々と議論したくなる気持ちは分かる。が、それを当の本人(国民)相手に言っちゃいかんだろ。
すぐに謝罪して言い直したらしいけど、政治家の言葉はある意味「不死」ですから。イラク戦争批判発言で無意味にアメリカを怒らせた久間章生防衛相もそうだが、年取ってる割には政治家としての苦労が足りないんじゃないか?>柳沢厚労相。
柳沢伯夫厚生労働相は27日、松江市で開かれた自民党県議の集会で講演した。講演は年金・福祉・医療問題に関するもので、出席者によると、柳沢厚労相は少子化対策に言及する中で「15から50歳の女性の数は決まっている。生む機械、装置の数は決まっているから、機械と言うのは何だけど、あとは一人頭で頑張ってもらうしかないと思う」などと述べたという。少子化対策にかかわる閣僚による、女性を「出産する機械」とも例える発言だけに、今後批判を強く受けそうだ。
(1月28日10時34分配信 毎日新聞)
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